新日本プロレスの小島聡(50)が3日(日本時間4日)、米国「IMPACT WRESTLING」に初参戦。コーディ・ディーナー(40)に快勝した。

 小島は12日(日本時間13日)のPPV「Against All Odds」で元全日本プロレスのジョー・ド―リング(39)との一騎打ちが決定済み。この日はドーリングが所属するユニット「バイオレント・アンド・デザイン」のメンバーであるディーナーと激突した。

 一進一退の攻防から得意のラリアートを狙い右腕のサポーターを外したところで、セコンドについていたド―リングらの妨害に遭う。そのスキにディーナーも反撃を試み、ド―リングをリング内に呼び込んだが、エディ・エドワーズ(38)が小島の助太刀に現れて乱入を阻止。小島はコジコジカッターで形勢逆転に成功し、最後は剛腕ラリアートで3カウントを奪った。

 IMPACT初戦で貫録を示した小島は、エドワーズから右腕を上げられ勝利をたたえられた。かつては全日本プロレスの3冠ヘビー級選手権も戦ったドーリングとの再会マッチへ向け、弾みをつけた格好だ。