【新日本】感染したレスラーの復帰条件は? 対策徹底で22日から興行再開

2021年05月18日 06時15分

名古屋大会から興行がリスタート

 参戦9選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けていた新日本プロレスが今週末から興行を再開させると発表したが、今後はどうなるのか。

 新日本は緊急事態宣言の発令・延長に伴い、15日の横浜スタジアム大会、29日の東京ドーム大会を延期。さらに4日の福岡大会後に9選手が陽性判定を受けたことも公表していた。幸いにも全員が軽症及び無症状で、すでに隔離期間が終了した選手は練習を再開。これを受け新日本も22日の名古屋大会から興行を再開し、24~26日の後楽園ホール3連戦も開催することを決定した。

 とはいえ、早期に再開する上では慎重な判断も求められる。新日本は「今回の大会については、参加全選手・スタッフへのスクリーニング検査を経て、医師・トレーナーと連携の上、長期の隔離期間が及ぼす影響も見極めつつ、出場選手を決定いたしますことをあわせてご了承ください」としており、出場選手や対戦カードはまだ発表されていない。

 ましてやプロレスは危険と隣り合わせのスポーツ。感染者の復帰には万全を期す必要がある。新日本の検査を担当し、医事委員会にも名を連ねる牧田総合病院の朝本俊司医師(59)は「やっぱり一番(影響があるのは)は肺機能。酸素飽和度が低下しないかを見るのはひとつ。極端な低下がみられなければ、徐々にパフォーマンスを上げていく。リターン・トゥ・プレーへのトレーニング方法は、我々がメニューを作ってチェックしてるところです」と説明した。

 もちろん活動を再開する以上は、感染対策のさらなる徹底が不可欠だ。朝本医師は「やらなければいけないのは、選手の体調管理と、お客さんへの感染防止。この2本柱を徹底させるということ」と語り、新日本も「体調管理とスクリーニング検査の手法・頻度の拡充を中心に、さらなる感染対策の強化に努めてまいります」とコメントしている。