【新日本】2選手コロナ陽性…今後の感染対策とビッグマッチへの影響は?

2021年05月06日 04時00分

新日本プロレス

 参戦中の2選手が新型コロナウイルス陽性判定を受けたと新日本プロレスが5日に発表し、今後に注目が集まっている。

 当該選手は前日4日福岡大会の試合前に発熱が確認された。濃厚接触者も含め欠場の措置を取り、急きょ対戦カードが変更されていた。陽性判定の2選手はともに軽症。濃厚接触者ならびに他選手、スタッフも必要に応じ検査を行う。

 プロレス界の盟主団体は、これまで徹底した感染対策を行ってきた。シリーズ開幕前には選手・スタッフ全員がPCR検査によるスクリーニングをクリアし、検温やマスク着用義務化はもちろん、夜間は外出自粛。メディアの対面取材ルールも厳格化した。昨年6月の興行再開から実に140大会以上を開催してきたが、これまで感染者ゼロを保ってきたのはこうした努力のたまものでもあった。

 感染症に詳しい医療ガバナンス研究所理事長で内科医の上昌広氏(52)は「たいしたものだと思いますよ、これだけ流行しているのに。全国を回られますから、感染リスクは高いですよね。接触スポーツですし」と高く評価する。感染力の強い変異株の出現もあり、スポーツ界全体でも感染者は急増している。

 上氏はワクチン普及までは検査頻度を増やしていくしかないとした上で「集団検査だと一人一回千数百円のが出てますからね。そういう民間の検査を活用したりして陰性の人だけで興行をやっていくということではないですかね」と提言した。

 新日本は15日に横浜スタジアム、29日に東京ドームとビッグマッチを控えている。現状では予定通り開催する方針だが、濃厚接触者にも感染者との接触から14日間の行動自粛が求められるため大会への影響は避けられないとみられる。