【新日本】棚橋 初進出ハマスタのメイン狙う「俺しかいねえじゃん」

2021年04月20日 11時15分

棚橋(後方)はディック東郷に黒頭巾をかぶせた

 新たな歴史を築けるか。5月3日の新日本プロレス福岡国際センター大会でジェイ・ホワイト(28)とのV2戦に臨むNEVER無差別級王者・棚橋弘至(44)が、スタジアムマッチの主役を見据えている。ベルトの価値向上を誓うエースにとって、福岡決戦は文字通りの大一番。ここをクリアすれば同15日横浜スタジアム大会メインでの防衛戦が浮上しそうだ。

 福岡決戦は「NEW JAPAN CUP」2回戦(3月15日)で敗れたジェイへの雪辱戦となる。今シリーズは挑戦者不在のため前哨戦が組まれていないが、棚橋は「特に問題はないです」とした上で「ビジュアル面ももちろんですけど、動きを取り戻すためにヒザ周りの強化をやりつつ、コンディションを仕上げている。リング上での反応速度ですね。特にジェイは切り返しのうまい選手なので」と自信をみなぎらせた。

 IWGPヘビー級王座戴冠者同士によるタイトルマッチは同王座史上初となる。ベルトの価値を上げるためにも、大物挑戦者は歓迎すべき存在だ。「IWGPとインターコンチネンタル王座が(統一されて)世界ヘビーになって、NEVERにチャンスが回ってきてる。完全に繰り上げ当選ですけど。石井(智宏)選手や柴田(勝頼)選手が違う価値観を吹き込んできましたが、さらにNEVERを高い位置に持っていけるのは俺しかいねえじゃん」と目を輝かせる。

 今後は新たな団体最高峰王座であるIWGP世界王座との差を埋めるのが大きなテーマとなる。「(IWGP世界戦がメインの)5月4日(のチケット)が売り切れてるのに(NEVERがメインの)5月3日がまだ残っているというのが悔しいですよね。その反骨精神はいいモチベーションにつなげてます」。好機と見るのが団体初進出の横浜スタジアム大会だ。

 IWGP世界王座戦線は5月4日大会の王者ウィル・オスプレイ(27)対鷹木信悟(38)の勝者が、同29日東京ドーム大会でオカダ・カズチカ(33)と防衛戦を行うことが決定済み。つまりその2週間前に開催される横浜決戦では、IWGP世界戦は組まれないことになる。

「ドームクラス、スタジアムクラスの大会でNEVERがメインイベントっていうのは歴史的なことだと思うので。その一歩を踏み出すのは俺しかいねえじゃんって。そのためのコンディションをつくり上げてますので、今」。短いスパンでの防衛戦となるが、福岡決戦を突破すれば横浜スタジアムメインでのV3戦という青写真を描いた。

 そのためにもジェイにベルトは渡せない。後楽園大会(19日)では6人タッグ戦で好調をアピールしたエースが大攻勢をかける。 

関連タグ: