【新日本】衣錦還郷のオーカーンが初侵略のメインイベントを完全支配 群馬の帝国民は狂喜乱舞

2021年03月29日 00時00分

雄たけびを上げたオーカーン

 新日本プロレス28日のGメッセ群馬大会で、「ユナイテッドエンパイア」のグレート―O―カーンがついに団体のメインイベントを完全支配した。

 偉大なる支配者が昨年10月の侵略開始以降、いまだに一度もメインで試合が組まれない不条理は、約5か月間にわたりプロレス界の七不思議のひとつと一部でささやかれていた。

 この日の群馬大会でついにその時は訪れたが、記念すべき舞台に降臨したオーカーンの腰には、おいたわしいことにテーピングが…。帝国関係者によればドクターストップがかかっても不思議ではない気がするほどの重傷だったらしいが「皇帝が前に出ずして民がついて来るものか!」と、まさに民を統べる者にふさわしい責任感の強さで強行出場したとのことだ。このエピソードには全群馬が泣いた。

 実際に試合が始まれば強さは群を抜いていた。本隊との6人タッグ戦で小島聡(50)と対峙すると、神々しさすら感じる「荒ぶる鷹のポーズ」から手刀がさく裂。雄々しき咆哮から威力抜群のモンゴリアンチョップも打ち込んでいく。

 試合終盤にはウィル・オスプレイ(27)に対してこけしを狙った本間朋晃(44)をアイアンクローで捕らえてコーナー2段目から引きずり落とす。まさに一騎当千の活躍で帝国の窮地を救い、4月4日両国大会でIWGP世界ヘビー級王者・飯伏幸太(38)への挑戦を控えるオスプレイの勝利をアシストしたあたりにも、器の大きさが表れているかのようだ。

 初のメインで堂々たる戦いぶりを披露した事実上の勝者は「面をあげろ、群馬の帝国民ども。この群馬という土地を記念すべき土地…連合帝国の姉妹都市にでもしてやろう。泣いて喜べ。なにせ帝国は強くなるんだからな」と御神託。もはやここまでくれば、群馬県前橋市はオーカーンの地元と言っても過言ではない気がする。

 両国大会ではジェフ・コブ(38)に加えユナイテッドエンパイアの新戦力「X」と組んで6人タッグ戦への出場が決定している。寛大なるオーカーンは「先日、新たな同盟者と初めて顔合わせしたが『なるほどこいつは確かに新兵器になる』と思わされた。アイツは将来、オスプレイもコブも、さらにもしかしたら余を超えるやもしれぬ力を秘めている。…ついつい気分が良くなっちまって口が軽くなってしまったな。これ以上の情報が欲しければ、もっと余たち、連合帝国をほめたたえろ! フフフ! ハーハッハッハ!」とありがたきヒントまで与えてくれたが、果たして帝国の新兵器「X」とは誰なのか…。まったく見当もつかない我々愚民は、ひれ伏しながら両国決戦の日を待つしかない。

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