【新日本】内藤哲也が飯伏提唱“2冠統一プラン”に反対するワケ「棚橋やオカダはどう思ってるの?」

2021年02月16日 11時00分

内藤(左)は飯伏にアキレス腱固めを仕掛けた

 28日の新日本プロレス大阪城ホール大会で飯伏幸太(38)の持つIWGPインターコンチネンタル(IC)王座に挑戦する内藤哲也(38)が「2冠統一阻止」の思いを激白。IWGPヘビー級王座との2冠王者の先駆者だが、同時保持と統一は全くの別物だ。両王座の歴史と独自性を守るというスタンスを示し、飯伏に対して痛烈な言葉も投げかけた。

 昨年1月に史上初の2冠王者となった内藤の目的はあくまで同時保持だった。王者時代は別々の防衛戦を希望しており「まさかその最初の挑戦者になるとは思わなかったですね」と立場が変わってようやく実現するIC王座戦に苦笑した。

 統一に反対する最大の理由は、幼少期にあこがれたIWGPの歴史にかかわる問題だからだ。「飯伏がどう言葉で取り繕おうが、統一という言葉を使う以上は『IWGPヘビー級王座』の名前が変わってしまうのは避けられないでしょ。名前をそのまま残すには“吸収”しかないわけだから。だとすると新日本のレスラーとして、統一には賛成できないかな。IWGPヘビー級王座というものは残したいんです、俺は」

 統一王座が新設されれば、仮にIWGPの冠は残っても単体王座としての歴史には終止符が打たれる。そのため「だから嫌なんだよ。あこがれ、目指してきた人間だから。新しいものをつくろうという作業も必要なのは理解しているけど、今回のはちょっと理解できないかな。棚橋(弘至)やオカダ(カズチカ)はどう思ってるの?」と主張した。

 各王座の歴史と独自性を守る。その理論はIC単体挑戦の理由にもつながってくる。仮に内藤がIWGPを選択し勝利した場合、歴史の浅いICの価値は地に落ち不要論が噴出する可能性がある。逆に勝者がIC王者なら一時的な価値逆転はあっても、IWGPならば時間をかけ権威を取り戻すことは可能と見る。

 内藤はICを「壊したことも封印しようとしたこともあったけど、思い入れに関してはなんだかんだ一番あるベルトなのかもしれないね」と表現。ベルト奪取後に挑戦者が現れない場合は封印も示唆するが、仮にそうなってもせめてICの歴史を残した上で終わらせようというのだろう。

 さらに大前提として統一のメリットも疑問視する。「『2冠の先の先を見ている』とか『絶対にいいベルトになる』とか、神様の言葉は抽象的すぎてよく分からない。具体的なプランがない、もしくはお客さまに伝わってない。もっと皆さまに分かるような簡単な言葉で説明してくださいよ」と飯伏に呼びかけた。

 15日の後楽園大会ではタッグ戦で前哨対決。デスティーノで永田裕志(52)を沈め弾みをつけた内藤に、王者はどう反応するのか。  

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