新日本プロレスは15日、新人の中島佑斗(24)が今シリーズ全戦欠場することを発表した。

 中島はニュージーランドのファレ道場を経て20年6月に新日本に入門した。14日の第0試合で上村優也(26)とのデビュー戦に臨んだが、レスリングの攻防の際に左肘の関節が外れてしまい、わずか52秒でレフェリーストップ負け。リング上では「クソッ!」と声をあげ悔しさをにじませ、なおも上村に突っかかっていく負けん気の強さを見せていた。

 全治期間などに関しては発表されていないが、25日後楽園大会までのシリーズ全戦でシングルマッチは欠場することが決定。第0試合で行われる予定だった試合は実施されず、第1試合に出場する19日岩手、20日山形、21日福島大会のカードはヤングライオン同士のシングルマッチに変更された。