米国のプロレス団体「AEW」に4日(現地時間3日)、新日本プロレスのKENTA(39)が電撃登場し、IWGP・USヘビー級王者のジョン・モクスリー(35=AEW)を襲撃した。

 この日放送された「ダイナマイト」では、メインでモクスリーがPAC(34)、レイ・フェニックス(30)と組んでケニー・オメガ(37)、カール・アンダーソン(41)、ドク・ギャローズ(37)との6人タッグ戦に出場。試合はケニー組が勝利したが、事件が起きたのはその直後だった。

 モクスリーとケニーが残されたリング上に、なんとKENTAが乱入。モクスリーを急襲すると、go 2 sleepでKOしてみせたのだ。

 KENTAは昨年、モクスリーの持つUS王座への挑戦権利証を獲得し、その後5度の防衛に成功。1月30日に新日本プロレスワールドで配信された「NJPW STRONG」でついに姿を現したモクスリーのデスライダーでKOされ、今月27日放送回での王座戦が正式決定していた。これを受け、今度はモクスリーのホームリングに単身殴り込み、強烈なデモンストレーションを敢行した格好だ。

 団体の垣根を超えて火花を散らすKENTAとモクスリー。運命のUS王座戦は、日米で大きな注目を集めそうだ。