【新日本】オーカーンが天山粉砕しモンゴリアンチョップを堅守!世界遺産級絶技に早々と昇華

2021年01月31日 00時00分

モンゴリアンチョップはオーカーンによって輝きを増した

 新日本プロレス30日愛知県体育館大会で、「ユナイテッド・エンパイア」のグレート―O―カーンが天山広吉(49)との「敗者モンゴリアンチョップ封印マッチ」で適者生存を証明する歴史的勝利を収めた。

 抗争が激化の一途をたどった天山とのシングルマッチは、互いに得意技とするモンゴリアンチョップをかけた一戦となった。勇猛果敢な奇襲こそ空振りに終わったが、雄々しき咆哮とともにモンゴリアンチョップの打ち合いを展開していく。そのスピード、威力、そしてフォームの美しさたるや他に比類なき完成度。先人レスラーたちが使用してきた同技は、この偉大なる支配者の手によってついに世界遺産の域に達したと言っても過言ではない気がする。

 アナコンダバイス、アナコンダバスターで反撃を許したものの是非もなし。卓越した状況判断能力でムーンサルトプレスをかわし、王統流二段蹴りを決めて猛反撃ののろしを上げる。一流声優級の美声とどろくモンゴリアンチョップ3連発から掟破りのTTDを決めると、最後は一撃必殺のエリミネーター(アイアンクロースラム)で猛牛を処してみせた。

 万一にも封印などされていたらプロレス界にとって莫大な損失だった神技を守り抜きオーカーンは「ひれ伏せ、愚民ども。そして天山。フタをあけてみりゃあよ、ここまでイラつかされるとは思ってなかった。だがな、元IWGPチャンピオン(に勝って)、そしてモンゴリアンチョップを強奪できたのは大きな収穫だ」とニヤリ。

「『散々バカにしてきて、老兵に勝ってうれしいか?』と聞かれればうれしくなんかねえよ。当然だ。だがな、弱いものイジメは楽しかったぜ」と、次の4月から新たに小学校の道徳の教科書で載せるべき名言を残した。

 進撃のオーカーンはメイン終了後のリング上にも乱入。NEVER無差別級新王者となった棚橋弘至(44)をエリミネーターで処すと「東京ドームだけで終わりだと思ったか? 棚橋、貴様が帝国の軍門に下るか、引退するまで何度も何度も何度だって同じ目にあわせてやるよ! 分かったか? 分かったならよ、このNEVERのベルト、献上しろ!」と挑戦表明した。

 1月4日東京ドーム大会では天変地異レベルの不運が重なり不覚を喫したものの、現在の勢いで再戦すれば帝国に初タイトルがもたらされることはほぼ確実に思える。棚橋は防衛戦を回避し、ベルトを献上したほうが身のためと言っても過言ではないような気がする。

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