【新日本】オカダ 1・4東京ドームでオスプレイと無冠対決でも「プロレスの顔」を証明する

2020年12月25日 11時30分

オカダ(左)はオスプレイとの試合で2冠戦を超える

 来年1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会でウィル・オスプレイ(27)とのスペシャルシングルマッチに臨むオカダ・カズチカ(33)が、IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王座(王者は内藤哲也)に“挑戦状”だ。早期の王座戦線復帰に否定的な見解を示すレインメーカーは、2冠戦線にどう挑むのか――。

 1・4大会でオカダは、10月に「CHAOS」を離脱し「ジ・エンパイア」を結成したオスプレイとの遺恨決着戦に臨む。「雰囲気は変わりましたね。俺が引っ張っていくって気持ちの表れもあると思いますし。レスラーとして地に足ついた感じになってきたなというのはあります」とかつての弟分の成長を認めつつも、世代交代を許すつもりはない。

 先日の会見で「僕とオスプレイが試合をしますんで、IWGPの戦いと比べてください」と発言した。1・4で内藤と飯伏幸太(38)が戦い、その勝者に1・5でジェイ・ホワイト(28)が挑戦するドームの2冠争いに対抗意識があるからだ。

 オカダ自身は1月にIWGPを失って以来、ベルトから遠ざかっているが、今年の同王座戦線をこう分析する。「申し訳ないですけど、そこまでいいものではなかったと思いますし。王者がダメってわけではなくて、BC(バレットクラブ)の(反則が多い)戦い方だと思いますけど。こういう時期だからこそ、元気をもらいたいのにストレスがたまってしまうというか」

 だからこそ「そういう人たちが『やっぱりオカダのプロレス見てたら気持ちいいよね』って思ってもらえるような試合をしたい」という思いが強く、ドーム後の早期王座戦線進出にも否定的だ。

「ある意味そういう戦いもいいのかなと。一個人として『対IWGP』というか。もちろん最終的にはそこに行きたいですけど、オスプレイに勝って(すぐに)というのはないですね。(周囲の声が)『オカダでしょ』ってなったら考えようかなって感じです」。ベルトに頼ることなく自身の価値を証明していく。

 2日間で7万人を動員した今年のドーム2連戦と来年では状況が全く異なる。「やっぱり寂しいは寂しいですよ。(制限されている)お客さんの数もそうですし、声を出せない状況ですし。それでも応援してくれてますからね。『プロレス好きでよかったな』って思ってもらえる試合をしたいです」。タイトルマッチでもメインイベントでもない。それでもオカダは、業界のトップレスラーであることを証明する。