新日本プロレス来年1月4、5日東京ドーム大会の全体会見が23日に行われ、初日の4日大会でスペシャルシングルマッチに出場するオカダ・カズチカ(33)とウィル・オスプレイ(27)が敵対心を向けあった。

 オスプレイは10月のG1公式戦でオカダに造反。CHAOSを離脱し新ユニット「ジ・エンパイア」を結成した。かつての兄貴分との遺恨決着戦に向け「俺こそが今、世界中で最も影響力のあるレスラーだ。元チャンピオンのオカダよ。俺のことをかつては下に見ていたかもしれないが、その時間はもう終わりだ。俺がお前を終わらせてやる。かつてのビッグスターが背負ってきたものは、すべて俺が背負うことになる」と、世代交代を予告した。

 受けて立つオカダも、かつては棚橋弘至(44)を筆頭とした先輩レスラーにビッグマウスを連発し、リング上でそれに見合う結果を残してきた。「こういう生意気な後輩が出てくることはいいことなんじゃないかな。僕もそうでしたし。『かつてのビッグスター』でもなんとでも言ってくださいよ。僕も先輩方に言ってきましたし。でもまあ、リング上では僕の強さ、かっこよさ、そういうのをオスプレイに見せつけたいなと思います。あとひとつ、僕とオスプレイが試合をしますんで、IWGPの戦いと比べてください」と、迎撃に余裕をのぞかせていた。