
新日本プロレス「ワールドタッグリーグ」28日神奈川・藤沢大会で、IWGPタッグ王者のタイチ(40)、ザック・セイバーJr.(33)組がEVIL、高橋裕二郎(39)組を下し、4勝目をあげた。
要所要所でマネジャー・ディック東郷(51)が介入するバレットクラブの悪の連携に苦しんだ。ザックが突き飛ばされてレフェリーと交錯すると、無法状態となったリング上の攻防は一気に目まぐるしくなる。東郷のワイヤーチョーク攻撃を浴びたタイチを、ザックは背後からのスリーパーで救出。EVILのローブローを浴びて窮地に陥るも、今度はタイチがEVILに急所蹴りを見舞って敵軍の分断に成功した。
リング上で裕二郎と1対1状態となったザックは裕二郎のピンプジュースをかわして回転足折り固めで押さえ込む。これはカウント2で返されたものの、直後にタイチとの合体技ザックメフィストを決めて乱戦に終止符を打った。
この日の勝利で首位タイに浮上したタイチだが、気持ちは早くも明日に切り替わっている。試合後は記者席を襲撃し、アーモンドアイが一面となっている28日発行本紙を強奪。コメントブースで一通りBCを罵ったのち「明日はジャパンカップ。こっちの方が大事だ。東スポの野郎、ウソついたらブチ殺すぞ、この野郎!」と、真剣予想モードに突入していた。
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