新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」23日の群馬大会で、SHO(31)が田口隆祐(41)を破り、3勝目を挙げた。

 SHOの腕ひしぎ十字固めと、田口のオーマイアンドガーアンクルの高度な切り返し合戦が、突如として脱力ものの展開に突入した。クロスアームパイルドライバーをこらえた田口は、自らタイツを下げて赤いアンダータイツをあらわにすると〝顔面騎乗〟を狙う。生尻を自重しているあたりがせめてもの救いだ。

 これを何とか逃れたSHOは、ヒップアタックを浴びながらも首折り弾で反撃。クロスアームパイルドライバーからショックアローで3カウントを奪ってみせた。

 3勝目で首位タイに躍り出たSHOは足を痛めたそぶりを見せつつも「これで勝ち点6だ。今年は絶対、絶対、誰が相手でも優勝してやる」と高らかに宣言。一方で最後まで赤いアンダータイツを露出したまま終戦した田口は、なぜか裸の大将・山下清の口調で「ぼ、僕は…負けたんだなあ…。今日でアンダータイツレスリングは封印なんだなあ…」とつぶやき、這いながら控室へ。今まさに、BOSJの品格が問われている。