【新日本】飯伏〝疑惑の3カウント〟でジェイに苦杯! G1王者の王座挑戦権利証防衛失敗は史上初

2020年11月08日 00時00分

ロープに足をかけ、飯伏を逆さ抑え込みで固めたジェイ

 新日本プロレス7日のエディオンアリーナ大阪大会で、G1クライマックス覇者・飯伏幸太(38)がジェイ・ホワイト(27)との「東京ドーム・IWGPヘビー級&インターコンチネンタルダブル王座挑戦権利証争奪戦」に敗戦。同システムが生まれた2012年大会以降、史上初めてG1覇者が権利証を失う事態に陥った。

 今年の1月5日東京ドーム大会、G1公式戦(9月23日、札幌)とシングル2連敗中の天敵を迎え撃った飯伏は、ジェイの独特のリズムの前になかなかペースを掴めない。それでもボマイェからシットダウン式ラストライドを決めて攻勢に出た。

 カミゴェとブレードランナーを巡る目まぐるしい攻防の中でジェイのセコンド・外道(51)を蹴散らすと、強烈なジャンピングニーをさく裂させる。試合を決めるべく必殺のカミゴェを繰り出したが、これをかわされると逆さ押さえ込みでまさかの3カウントを奪われてしまう。ジェイの両足はトップロープにかかっていたにもかかわらずレフェリーの裁定が覆ることはなく、飯伏は呆然とした表情を浮かべるしかなかった。

 試合直後は「本当にあり得ない。この現実が…受け入れられない」とつぶやくのがやっとだった飯伏は、メインの内藤哲也(38)とEVILの2冠戦にジェイが介入するとリング上に現れ、不正をはたらいた権利証保持者を追い回した。

 さらにメインで内藤が勝利し、ジェイがマイクを使って来年1月5日東京ドーム大会での権利行使を主張している最中に再び姿を現し、やはり逃げるジェイを追いかけていった。「残念だと思ったけど、反則じゃねえか。負けてないよ、全然負けてないよ。3カウント、ロープ、なんでレフェリーは見てないの? 俺はチェックしたから。ちゃんとチェックしてから、3カウント叩いて。俺はまだ諦めてないから」と不服を申し立てたG1覇者に、果たして再チャンスは訪れるのか――。