【新日本・G1】オカダ土俵際で2敗死守 飯伏、ジェイと並走「他の2人が負けてくれることを…」

2020年10月14日 00時00分

石井(下)とマネークリップで仕留めたオカダ

 新日本プロレス最高峰のリーグ戦「G1クライマックス」13日浜松大会Aブロック公式戦で、オカダ・カズチカ(32)が石井智宏(44)とのCHAOS同門対決を制し、2敗を死守した。

 旋回式ツームストーンパイルドライバー、ドロップキックから必殺のマネークリップ(変型コブラクラッチ)に捕獲したが、捕えきれずヘッドバット、ラリアートで反撃を許す。垂直落下式ブレーンバスターを阻止してマネークリップに捕らえ直すも、みぞおちへのコードブレイカーで脱出されてしまう。

 それでも逆さ押さえ込みの応酬からショートレンジラリアートを決め、ラリアートにはカウンターのドロップキックで対抗。さらにマネークリップを繰り出していく。それでも驚異的な粘りで立ち上がる石井にバックブリーカーを見舞って動きを止めると、再び渾身の力で絞めあげてレフェリーストップ勝ち。試合後のリング上で「声は出せないですけど、皆さんの応援、熱さはレスラーにちゃんと伝わってますから。それをしっかり、こんな時代だけどプロレスでお返しして。そのためには俺がG1クライマックス覇者にならないと思います!」と優勝宣言を繰り出した。

 2敗で並ぶ飯伏幸太(38)、ジェイ・ホワイト(27)の2人に直接対決で敗れており〝3強〟のなかでは最も不利な状況に追い込まれている。この日の公式戦でも負ければ敗退が決まるところだったが、土俵際で残った。「僕は勝つしかない。勝つだけじゃだめだし。他の2人が負けてくれることを…まあ情けないよね、選手としては。でも情けない姿、今回のG1でたくさんみせてきたんで。任せてくださいよ」と、逆転突破を信じウィル・オスプレイ(27)との最終公式戦(16日、両国)へ向かう。

 泣いても笑ってもAブロックは公式戦あと1試合。「楽しんでくださいよ。どんどん楽しくなるのはこれからですよ」と豪語したオカダは、頂点にたどり着くことができるのか――。