【新日本・G1】ザックが頭脳戦制し3勝目「矢野はただのバカ野郎だ」

2020年10月09日 00時00分

ヒザ十字で矢野を攻めるザック

 新日本プロレス最高峰のリーグ戦「G1クライマックス」8日岡山大会のBブロック公式戦で、ザック・セイバーJr.(33)が矢野通(42)との〝技巧派対決〟を制して3勝目を挙げた。

 テクニックと狡猾さを兼ね備える両者は目まぐるしい攻防を展開。場外鉄柵越しに右手とイスをテーピングでグルグル巻きにされあわやリングアウト負けの危機を脱したザックだったが、逆に場外で長時間アンクルホールドに捕らえリングアウト勝ちを狙う。かと思えば、お互いリングに戻れば高度な丸め技の応酬を繰り広げ、試合は極限の頭脳戦となった。

 急所攻撃を阻止したザックは、アンクルホールドからヒザ十字固めに移行しギブアップを迫る。矢野は極められた状態のままコーナーマットで殴打して足関節技を解こうとするが、冷静に考えればそれは反則だ。レフェリーがコーナーマットを取り上げると万策尽きた矢野がタップし、ザックに凱歌が上がった。

 コメントを出し始めた時は「矢野は優れたアスリートだ。アイツの実力は認めているし、この1勝は大きい。勢いに乗ってトップに行くぞ。勝利から学べることは、敗北から学ぶことよりも大きいんだ」と満足げだったザックだが「そして俺が今日学んだことと言えば…」と話し始めたところで表情が一変。「矢野はただのバカ野郎ってことだ。なんであんなヤツがG1に出てるんだ? ふざけるな!」と、あっさり手のひらを返し罵詈雑言を浴びせていた。

 また、Bブロックその他の公式戦では後藤洋央紀(41)がYOSHI―HASHI(38)とのCHAOS同門対決を制し3勝目を挙げた。NEVER無差別級6人タッグ王座を持つパートナーと激しい打撃戦を繰り広げると、ミドルキックからのGTRで3カウントを奪ってみせた。