【新日本・G1】満身創痍のオカダ〝奥の手〟でみのる粉砕 「かっこ悪くても勝つことが大事」

2020年10月06日 00時00分

マネークリップでみのる(右)を絞るオカダ

 新日本プロレス最高峰のリーグ戦「G1クライマックス」5日高松大会のAブロック公式戦で、オカダ・カズチカ(32)がNEVER無差別級王者・鈴木みのる(52)を下して3勝目を挙げた。

 開幕戦で腰を負傷しリーグ戦にテーピングを巻いて出場しているオカダだが、この日は序盤から右腕を徹底的に痛めつけられた。ドロップキック、旋回式ツームストーンパイルドライバーからのマネークリップ(変型コブラクラッチ)も、腕ひしぎ逆十字固めに切り返され窮地の連続だ。

 オカダは反撃のショートレンジラリアートもかわされ、胴締めスリーパーホールドに捕らえられた。しかし、みのるにゴッチ式パイルドライバーを狙われて事休すかと思われたその瞬間、巧みに体勢を入れ替えると、上から強引にエビ固めで押さえ込む。意表を突いた奥の手で電光石火の3カウントを奪い、辛くも逆転勝利をものにした。

 苦しみながらもなりふり構わぬ手段で勝ち点を6に伸ばしたオカダは「かっこ悪くても、G1クライマックス、勝つことが大事だから。まだ公式戦あるけども、しっかり対戦相手、怯えてくださいよ。マネークリップなのか、ああいう丸め込みなのか、レインメーカーなのか…」と豪語。満身創痍ながらも、百戦錬磨のレインメーカーが6年ぶりの頂点へと突き進む。