【新日本・G1】KENTAが5冠狙い〝毒演会〟「結局俺が何を言いたいか…」

2020年09月30日 11時15分

KENTAはザック㊧に非情な蹴りを見舞った

 新日本プロレスの「G1クライマックス」29日後楽園大会のBブロック公式戦で、KENTA(39)がザック・セイバーJr.(33)を破り2勝目を挙げた。「NEW JAPAN CUP USA」覇者としてIWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー(34)への挑戦権利証を持つが、“5冠”を見据えて毒演会を敢行。結局、何を言いたいのかというと――。

 左腕への集中砲火を浴びザックの関節技地獄にも苦しんだKENTAだったが、強烈な蹴りと張り手で応戦。タックルにカウンターのヒザを合わせ、ゴー2スリープで3カウントを奪った。

 新型コロナウイルスの影響で2月を最後に遠ざかっていた日本マットに、G1から帰還した。「(8月29日の)神宮は出たかったなって思ってましたけどね。(野球部所属の)高校3年の夏、神宮球場で終わってるんで。あのときの思いを晴らしたかったんですけど」と残念がったものの「前だったら『取り残される』みたいなのもあったかもしれないですけど、今回に関してはなかったですね。いまさら焦りはなかった」

 G1を制すればUS王座挑戦権利証に加え、IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者・内藤哲也(38)への挑戦権利証も獲得できる公算が大きい。「(権利証の防衛ロードが)ただ大変なだけじゃねえか、ドーム直前に権利証取ったほうが楽じゃねえかって気もしますけどね。今まであんなカバン2つも持って試合に来る人いなかった。そういうのやってみたいですよ」とタイトル2つとベルト3本の“5冠”に意欲を示す。

 Bブロックには内藤と前2冠王者のEVILが名を連ねるが、KENTAは2人と並ぶライバル候補にYOSHI―HASHI(38)を指名。入場時に手にする「棒」に異様なまでの興味を示しており「(24日の)札幌で見ました? 棒がYOSHI―HASHIを使って攻撃していたので。あれは見たことないシーンだった。セコンドのYOSHI―HASHIっていう選手でしたっけ? 彼がふがいないだけであって、棒選手はコンディションよさそうだなって思いますけど。動きもキレてるし、体を仕上げてきてるので」と、あろうことか当の本人をおまけ扱い。SNS上でも丁々発止のやりとりを展開した相手との公式戦(10月14日、横浜武道館)に向け挑発した。

「結局俺が何を言いたいかっていうと…今の俺は半沢ロスってこと」。年始の予告通り、2020年を自分の年にする。