【新日本・G1クライマックス予想合戦】獣神サンダー・ライガー「オカダは令和のジャンボ鶴田だな」

2020年09月17日 11時39分

ライガーは誰を推す

“秋男”の称号は誰の手に――。新日本プロレスの祭典「G1クライマックス」は19日にエディオンアリーナ大阪で開幕する。東京五輪の影響で史上初の秋開催となったリーグ戦を、本紙で「獣神激論」を好評連載中の獣神サンダー・ライガーが徹底予想。今年まで出場選手たちと同じリングで戦っていた男が、各ブロックの1位と優勝者、そして注目の公式戦を挙げて祭典の行方を占った。

【Aブロック1位=オカダ・カズチカ】飯伏幸太君は去年取ってるから、皆に狙われると思う。ジェイ・ホワイトが対抗ですけど、やっぱりオカダ・カズチカが勝ち上がってくるんじゃないかな。穴はタイチだね。

 テレビでよく解説をさせていただいてますけど、オカダ選手の安定感ってのはすごいよ。スタミナ、動き、あれだけの身長で。本当、「令和のジャンボ鶴田」だと思ってますから。負けが込むイメージも全くないし、このブロックは突破のボーダーラインが上がるよね。安定感で群を抜くんじゃないかなと思ってます。

【Bブロック1位=KENTA】棚橋弘至選手を推したいんですけど、ヒザの具合がどうしても気になる。みんな当然狙ってくるし、連戦のリーグ戦を戦い抜くのはきついかな。内藤哲也選手も慢性的なケガを持っているし、IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者だから集中攻撃を受けますよね。

 そうなると浮上してくるのは、何をやってくるか分からない怖さがあるKENTA選手。日本のリングに上がれなかった間、何をやっていたのか分からないし不気味なんです。もちろん実力はあるしね。対抗は安定感のあるSANADA選手で、穴はYOSHI―HASHI選手ですね。

【優勝=オカダ】やっぱり強いよ。引退して解説で見てて、彼の実力は改めてすごいと思った。近年まれにみる天才だよ。練習してどうのこうのじゃない、天賦だ。同じ時代に同じ階級で生まれなくてよかった、よかった(笑い)。逆に言えば今のヘビー級の選手は彼を倒すことがやりがいになるのかもしれないけど、大変だわ、それは。

【注目の公式戦=鈴木みのるVSタイチ(23日、札幌)、SANADAVSザック・セイバーJr.(10月6日、広島)】鈴木は(NEVER無差別級)王者だし「キングは俺だろ」って思ってるなかで、タイチ選手も今の勢いではその上をいってる部分もある。それを鈴木選手は面白くない部分もあるかもしれないし、ただの同門対決には見られないというか。この2人、終わってノーサイドになるかな? 因縁持つと思うよ、僕は。札幌は事件起きるからね。

 SANADA選手とザック選手の試合はお互いがあれだけの技術を持っていて、関節技もいろんな入り方ができるじゃないですか。本当にレスリングでうならせてほしい。昔のアントニオ猪木さんの試合がそうだったんですが、終わった後、見ていて呼吸するのも忘れてたっていうくらいの試合がこの2人ならできると思います。