【新日本】「屋外のスペシャリスト」飯伏幸太 29日神宮大会・IWGPタッグ戦に絶対の自信 

2020年08月27日 12時00分

飯伏はその場飛びムーンサルトをザック(下)に放った

 新日本プロレス29日の東京・明治神宮野球場大会でIWGPタッグ王座奪還を狙う飯伏幸太(38)が、大爆発を予告だ。「ゴールデン☆エース」のパートナー・棚橋弘至(43)との絆がさらに深まったことに加え、決戦の舞台が優位に働くという。「屋外のスペシャリスト」が秘める自信の根拠とは――。

 大阪城大会(7月12日)でベルトを失ったゴールデン☆エースは、棚橋の不調が続いたことで一時はチームの信頼関係にも亀裂が入った。それでも棚橋が7日後楽園大会でタイチ(40)から直接3カウントを奪ったのを機に復調し、IWGPタッグ王者のタイチ、ザック・セイバーjr(33)組への挑戦権を獲得。かつて「神」と呼んだ棚橋からの「次はお前が神になれよ」というゲキに「神になりますよ!」と応じ絆も復活した。

 この発言から2人の関係性にも変化が訪れた。飯伏は「これまでは頼りにしていたというか、はるか上に見ていた。あれで対等として認めてもらったんじゃないかな。ここから自分の伸びしろで、本当に(棚橋を)超える時が来た」ときっぱり。「神とエースが組んだら最強なんじゃないかと。もしかしたら、今までと逆転現象が起きることがあるかもしれないし。かなり状況が変わったんじゃないか」と新たなチーム像の構築に自信をのぞかせた。

 さらに大きな追い風と感じるのが、決戦の舞台が21年ぶりの神宮決戦になったこと。小学校時代の砂浜でのプロレスごっこを原点に持ち、路上プロレスも考案した飯伏にとって屋外決戦は得意中の得意だ。「野外のビッグマッチもやったし、青森のフェス(2013年9月)とか10万人くらいが来た。なんなら野外専門でしょう、どう見ても。何回も経験してるんだから。暑いけど、いつもと違った楽しさもあり、懐かしさもある」

 屋外での戦いは、17年3月に英国団体「XWA」の試合で大暴れして以来だ。試合中に外へ出た飯伏は自転車での攻撃に加え、なんと花火を自分に向けて発射。この破天荒ぶりは現地テレビ局にも取り上げられ、当時英国在住だったザックやウィル・オスプレイ(27)の度肝を抜いた。「間違いなく自分のほうが(屋外戦を)経験している。みんな異空間だと思うけど、経験値があるから。何の変わりもなく、なんならプラスに動ける可能性がある。外に行って(能力が)『☆プラス2』みたいな」と豪語する。

 26日の後楽園ホール大会では8人タッグの前哨戦で軽快な動きを披露。「歴史に残る大会にしたい」と目をギラつかせたゴールデンスターが、神宮決戦の主役を奪う。