【新日本】ヒロムがジュニア最多防衛記録V11更新へ 防衛戦は月2、3ペースでも‼

2020年08月12日 11時00分

復帰したヒロムは挑戦者の石森(左)にジュニアのベルトを見せつけた

 29日の新日本プロレス東京・明治神宮野球場大会で石森太二(37)とのV2戦に臨むIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(30)が“再々出発”の誓いだ。新型コロナウイルス禍で興行中断から再開後は無差別級での戦いが続いたが、約6か月半ぶりの防衛戦で心機一転。ジュニア新時代の絶対王者となるべく、ヒート(田中稔)の持つ同王座最多防衛記録V11の更新へ向けてペースアップを予告した。

 左肩負傷で7月29日の浜松大会から欠場していたヒロムは、11日の大阪大会で復帰。勝利こそ逃したものの「左肩に関しては完治ですよ。相手は攻めてくるとは思いますけど、全く問題ない」と復調をアピールした。

 神宮決戦は“再々出発”の意味合いが強い。「NEW JAPAN CUP(NJC)」でベスト4まで勝ち上がり、7月25日の愛知大会ではIWGPヘビー級&インターコンチネンタル王者EVILに挑戦。肉薄したものの、夢である2階級制覇はかなわなかった。

 ヒロムは「ジュニアのチャンピオンとしてヘビー級に挑むのは、リスクも背負っていたわけです。結果的に負けてしまったので…。もちろん夢を諦めるわけではないですけど、今の自分が一番やるべきなのは、ジュニアの絶対王者になることかなと思います」と気持ちを切り替えた。

 実際問題として新型コロナウイルス禍による大会中断からの再開が無差別級のトーナメント・NJCとなったことで、ジュニアの王座戦線が停滞した感は否めない。2月9日大阪城大会のV1戦から本来の防衛期限である6か月間、防衛戦が行われなかったのだ。「(興行中断の)3か月間の免除はありますけど、1・4(東京ドーム大会)でベルト取ってから8か月で、まだ1回しか防衛してないですからね。このままではただベルト持ってた人になってしまうので、一気にスピードを上げたいなと。最多防衛記録の更新目指して月1…いや月2、月3ペースでも防衛戦をやりたい」と巻き返しを予告する。

 群雄割拠が常のIWGPジュニア王座の連続防衛記録は、2004年1月から同年12月にかけてヒートが築いた「V11」がいまだに破られていない。今年の1・5ドーム大会で獣神サンダー・ライガーの引退試合の相手を務め、ジュニア新時代の旗手となったヒロムは「いつまでもヒート選手ではなく、新しい記録をつくらないと。ジュニアの絶対王者はヒロムと思ってもらわないといけない」と自らに義務づけた。

 ジュニア王座戦線を再び活性化させるためにも、石森を「最高の相手」と言い切る。真夏の神宮決戦で、タイムボムが大爆発を巻き起こす。