【新日本】6人タッグ王座決定TはYOSHI―HASHI組がV キャリア13年目にして悲願の初ベルト!

2020年08月10日 00時00分

オカダ(右)からベルトを巻かれるYOSHI-HASHI

 新日本プロレス9日後楽園ホール大会で行われたNEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント決勝戦は、後藤洋央紀(41)、石井智宏(44)、YOSHI―HASHI(38)組がオカダ・カズチカ(32)、矢野通(42)、SHO(30)組を破り第21代王者に輝いた。

 EVIL、鷹木信悟(37)、BUSHI(37)組の返上を受け8チーム参加で行われた新王者決定トーナメントの決勝戦は、CHAOS同士の同門対決。キャリア13年目にして悲願の初タイトルに燃えるYOSHI―HASHIはオカダと白熱の攻防を展開した。変型コブラクラッチで締め上げられた直後に短距離式首折り弾を浴びるも、2発目にカウンターの左ラリアート。バタフライロックで捕らえてオカダを苦しめた。

 その執念に石井も応えた。SHOの腕攻めを耐え抜くと、ショックアローも回避。後藤の合体式牛殺し、YOSHI―HASHIのランニングダブルニーのアシストを受けると、スライディングラリアートを発射し攻勢に。最後は垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、激闘に終止符を打った。

 試合後のリング上でYOSHI―HASHIは「ようやくベルトを取ることができました。俺が言いたいのは、物事が変わるのは一瞬。ずっと言ってきたけど、まったく変わらなかった」と苦難の道のりを振り返りつつ興奮気味にマイクアピール。「俺だけじゃないよ。あなたたちも、明日もし何かつまづいていることがあっても、何か大きく変わるんじゃないか? 俺は願ってるよ。もしもつまづいてもね、また立ち上がればいいんだよ。明日以降、俺もあなた方も、何か大きく変わりますように。何かが変わるとき、そう、物事が変わるのは一瞬だ!」と、字面にすると混乱してしまいそうだが、熱い気持ちが伝わってくる絶叫を繰り出した。

 努力を重ねるパートナーの姿を近くで見てきた石井が「YOSHI―HASHIが全てだろう。一歩ずつ、ゆっくりだけど着実に前を向いて歩いてきた。その証しだよ。たどり着いただろ、今日。これから、今までいろいろ言ってきた野郎どもを黙らせる試合をすればいいんだよ」と称えれば、後藤も「YOSHI―HASHIから夢をもらったよ。諦めなければこうして結果がついてくるっていうことだよ」と称賛。ネバーギブアップの精神をついに実らせ、YOSHI―HASHIがレスラーとして大きな一歩を踏み出した。