新日本プロレス8日後楽園ホール大会で小島聡(49)と鈴木軍のエル・デスペラードの遺恨が勃発。オカダ・カズチカ(32)が提唱した新タイトル「KOPW」(8月26日、後楽園で開幕)1回戦での激突が浮上した。

 小島はこの日、鈴木軍との6人タッグ戦に出撃。一撃必殺のラリア―トをDOUKI(28)にさく裂させ勝利を飾ると、試合後のリング上で「KOPWというものに私も立候補したいと思います」と唐突に新タイトルへの参入を表明した。

 これに反応していたのが、かねてKOPW参戦を公言していたデスペラードだ。「思い出したように言っただけで出れるのか? 俺、ずっと言ってきたんだぜ? 俺が相手してやるよ」と対戦を要求した。

 KOPWは出場選手がルールを持ち込み、ファン投票で試合形式が決定する変則タイトル。小島はルールに言及しなかったがデスペラードは早くも「フィニッシュ限定マッチ」として、小島がラリアート、デスペラードがピンチェ・ロコ以外はカウントを数えない特殊ルールを提案していた。