新日本プロレス26日の後楽園大会で、バレットクラブの石森太二(37)がIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(30)への挑戦を表明した。

 この日の大会で石森はEVIL、ディック東郷(50)とトリオを結成。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのヒロム、内藤哲也(38)、BUSHI(37)組と激突した。

 前日25日愛知県体育館大会でEVILとのIWGPヘビー級インターコンチネンタル2冠王座戦に敗れたダメージが色濃く、肩にテーピングを巻いて出場したヒロムに対し、石森はYes Lоclを決めるなど容赦ない攻撃を加えていく。終盤にはフロントハイキックでヒロムを場外に叩き落し、孤立したBUSHIをブラディークロス(変型フェースバスター)で沈めてみせた。

 さらに石森は試合後のリング上でヒロムにもブラディークロスを発射しKO。「テメエのベルトに挑戦させろ、この野郎!」と宣戦布告した。「アイツ、ボロボロだなあ。ヒロム、お前が好きなように、もっと、もっと、もっと! 徹底的にやってやるからな」と不敵に笑う石森に対し、ヒロムも「やってやるよ。石森とすぐに組め!」と迎撃宣言を繰り出し、両雄の王座戦が確実となった。