
抜けちゃうよ! 新日本プロレス大阪城ホール大会初日の6人タッグマッチ。「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の内藤哲也と鷹木信悟の髪を背後から引っ張るのは、ヒールながらプロレスファンを唸らせるファイトで人気の矢野通だ。
対戦相手の内藤はIWGP&IWGPインターコンチネンタル王者、鷹木もNEVER王者と難敵だったが、無冠の矢野は2人を手のひらの上で転がす老かいなファイトを見せるなど、存在感は王者以上。最後は奮闘及ばず、内藤のジャックナイフ式エビ固めでピンフォールを奪われてしまったが…。
ちなみに内藤は翌12日のメインイベントで挑戦者EVILに敗れ、2冠を失ってしまった。大事なタイトル戦前夜、王者の頭皮に大ダメージを与えた(?)矢野は、やはり侮れない男だ。
(7月11日=大阪城ホール)
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