【新日本】鷹木信悟 NEVER王座爆上げへ「オカダ振り向かせる」

2020年07月08日 11時45分

肉を平らげる鷹木

 新日本プロレスのNEVER無差別級王者・鷹木信悟(37)が、SHO(30)とのV2戦(12日、大阪城ホール)後の2つの目標を掲げた。「NEW JAPAN CUP(NJC)」1回戦敗退の汚名返上を狙う王者は、挑戦者を退けた上での“付け人化”プランを披露。その先に見据えるのがオカダ・カズチカ(32)との同王座戦だ。

 鷹木は「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の同門でもあるIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者・内藤哲也(38)への挑戦を目指して臨んだNJCで、まさかの初戦敗退。不覚を喫したSHOを迎え撃つことになったが「自暴自棄にもなりかけていたけど、後藤(洋央紀)や石井(智宏)を抑えてSHOが出てくるのは、ある意味で面白いシチュエーション。成長スピードが速いのは身に染みてるんでね」と気持ちを切り替えた。

 SHOとはジュニアヘビー級を主戦場とした昨年まで激しい抗争を繰り広げた。「これだけいろいろなとこから嫌われてきた俺を『大好き』なんて言うやつも珍しい。そんなに構ってほしいなら、LIJに入る入らないは別にして、俺の付け人になって『我道驀進』の精神でも学んでみるか? どうも人の良さ、真面目さがリング上に出すぎてる気もするし」とニヤリ。雪辱戦とは思えない“ジャイアニズム”あふれる条件を突きつけた。

 一方で、視界にあった2冠戦線から後退した事実は否めない。そこで、当面はNEVER王座の価値向上に専念する意向。後藤と石井、そしてSHOと「CHAOS」勢との王座戦が続く今後の防衛ロードについて「(ウィル)オスプレイは海外だし、YOSHI―HASHIとYOHは負傷欠場。ならもうあとは矢野(通)と、最後のとりではオカダしかいないんじゃない? 向こうはNEVERに興味ないと思うけど、俺はオカダに興味がないわけがないから」と語る。

 そのオカダはNJCを順当に勝ち上がり、11日大阪城大会でEVILとの決勝戦を控える。もしIWGP返り咲きを果たせば、NEVERを狙う可能性は皆無となる。それでも鷹木は「EVILがあのスタイルで勝ってきて、何が何でもって気持ちは伝わってくる。一気に内藤までたどり着いてほしい気持ちもある。となれば俺は、やることがなくなったオカダを振り向かせたくなってくるかもね」ときっぱり。2018年10月の新日マット初参戦から一度も実現していないレインメーカーとのシングル戦が組まれれば、NEVERの注目度が格段にアップすることは確実だ。それぞれがそれぞれの思惑を胸に、運命の大阪城2連戦に臨む。