【新日本】NJCカリスマ対決はオカダに軍配 34年ぶり〝金曜8時〟生中継に「プロレスを一人でも多くの人に知ってもらいたい」

2020年07月04日 00時00分

ヒロム(手前)にドロップキックを見舞うオカダ

 新日本プロレス3日の無観客試合で「NEW JAPAN CUP(NJC)」準決勝が行われ、前年度覇者のオカダ・カズチカ(32)がIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(30)を下し決勝戦(11日、大阪城ホール)進出を決めた。

 プロレス界の顔・レインメーカーと、ジュニアの新たなカリスマによる注目の初シングルマッチ。オカダは掟破りのレインメーカーからTIME BOMBを浴びて「あわや」の場面を作られる。さらにローリング式のレインメーカーを切り返されD(変型三角絞め)に捕らえられるなどヒロムの意地に苦しめられた。

 それでもTIME BOMBⅡを切り返すと、旋回式ツームストーンパイルドライバーを発射し反撃。ローリング式レインメーカーから変型コブラクラッチに捕獲した。

 さらに自ら技を解いてレインメーカーを2発挟み、またも変型コブラクラッチで絞め上げる。それでもギブアップしないヒロムが脱力したところでレフェリーが試合を止め、激闘に終止符が打たれた。

 オカダはヒロムの執念を認めた上で「これが現実、お前がやろうとしていることはそんなに簡単にできることじゃないんだよ。ただこの結果でも、諦めずにIWGPジュニア巻いた状態で、IWGPヘビー巻きたいって思いがあるなら、俺がいつでも相手になってやる」とキッパリ。

 連覇、そして翌12日大阪城大会でのIWGPヘビー、インターコンチネンタル2冠王者・内藤哲也(38)撃破に自信をのぞかせた。

 6月15日の活動再開から9試合の無観客試合を経て、11日大阪城大会からは観客を入れた興行形式で行われる。

 オカダは「やっぱりプロレスラーなので大歓声のなかで試合がしたいです。まだ声を出せない状態で応援しないといけないかもしれないですけど、その気持ち、テレビの向こうのお客さんの歓声も選手には伝わってると思うので。しっかり新日本プロレスの素晴らしい戦いをこれからもお見せしたいと思います」と誓った。

 またこの日の大会は20時からBS朝日で生中継された。BSながら実に34年ぶりに〝金曜8時〟の放送枠にプロレスが戻ってきたことにオカダは「プロレスを一人でも多くの人に知ってもらいたい気持ちは昔から変わらないことだし、コロナで大変な状況があったからこそこうやって生放送につながったかもしれないですし。プラスで考えてポジティブに行きたいと思います」と語っていた。