【新日本】ヒロムがNJC2回戦で因縁の矢野に頭脳プレーで勝利

2020年06月25日 00時00分

矢野(左)に迫られるヒロム

 新日本プロレス24日の無観客試合で「NEW JAPAN CUP(NJC)」2回戦が行われ、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(30)が矢野通(42)との因縁対決を制した。

 ヤングライオン時代の9年前に髪切り魔「バーバー矢野」に丸坊主にされた過去を持つヒロムは、ヘルメットをかぶって入場。これを見透かした矢野もバリカンやハサミをチラつかせて高度な心理戦が展開された。

 さらに戦いの舞台が場外に移されると、両者はヒートアップ。矢野はヒロムの右脚とセコンド・辻陽太の左脚をテーピングでグルグル巻きにし、身動きを封じる。そのまま隠し持っていたハサミで髪を切り落とした。

 これで怒りの導火線に火がついたタイムボムは、辻と二人三脚で矢野を追い回し、テーピングを強奪。手を縛ったうえで目隠しに成功し、そのまま会場のエレベーターに放り込んだ。

 非公表の会場はどうやら建物の5階にあるようだが、矢野を乗せたエレベーターは1階へ…。場外カウントが進む中、ヒロムは辻とリングへ帰還。矢野のリングアウト負けが宣告された。

 試合後は、ヒロムはしゃべれる精神状態ではないとの理由で、耳打ちされた辻が代弁する形でコメントを発表。「俺の夢がかなうトーナメント、負けるわけにはいかないんだ。俺は必ず勝って夢をつかむ」と改めてNJC制覇を誓った。

 今トーナメントの決勝戦は7月11日の大阪城ホール大会で行われる。優勝者は翌12日大阪城大会でIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者・内藤哲也(38)に挑戦する。