新日本プロレスは22日、7月3日の「NEW JAPAN CUP」準決勝をBS朝日「ワールドプロレスリングリターンズ」(毎週金曜日20時~)で生中継することを発表した。

 IWGPヘビー、インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(38)への挑戦権をかけたトーナメントは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客試合で行われている。この日の試合前に菅林直樹会長がリングに上がり、7月3日に行われる準決勝2試合が現在放送中の同番組で生中継されることを発表した。昭和のプロレスファンに愛された〝金曜8時〟のゴールデンタイムの生中継は1986年9月以来、実に34年ぶりのことだという。

 興行中止が続いていた新日本は15日に約110日ぶりに活動を再開したばかり。オカダ・カズチカ(32)は「ファンの皆さんの盛り上がりや期待をひしひしと感じています。僕たちがリングの上で戦うのは変わらないですが、生中継という最高の環境で、たくさんの人にプロレスを見てもらいたい。金曜8時にカネの雨が降るぞー!!」とコメントした。