【新日本】飯伏 NJC7月大阪城ホール2連戦で年始2連敗の雪辱だ

2020年06月12日 16時35分

飯伏は再開が待ちきれない

 新日本プロレスの“ゴールデンスター”飯伏幸太(38)が、15日からの活動再開後の青写真を披露した。下積み時代に起きた“リアル無観客”の経験を生かし「NEW JAPAN CUP(NJC)」(16日に開幕)の勝ち上がりに自信満々。7月11、12日の大阪城ホール2連戦で、年始の雪辱を果たす。


 待ちに待った新日プロの再開が決まり、飯伏は目を輝かせた。「やっとプロレスができる。これまで何か月か試合が空いたこともあるから、そこに関しては大丈夫だろうと。みんなたまりにたまってると思うので、その分大爆発するんじゃないかと思います」

 7月3日までは無観客試合となるが、実はすでに経験済みだという。デビュー間もない若手時代、参戦したあるインディ団体のチケットが一枚も売れず、観客がいない状態で試合が行われた。「リアルゼロですよ。でも普段通りに全力の試合はできるし、いい意味で緊張感も普段と変わらなかった。今回は映像を通じて見てくれている何万人もの人に向けてやるという違いはあるけど、そこに関して有利な部分はあるんじゃないか」と特異なレスラー人生で得た経験を生かすつもりだ。

 思い起こせばそんな場所でも試合をしていた男が、今年1月4日には東京ドーム大会のメインに立った。驚異的なまでの“振り幅”は、今後の日程にピタリと当てはまる。再開後初の観客を入れた大会となるのが大阪城ホール2連戦で、7月11日はNJC決勝戦、翌12日には優勝者とIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者・内藤哲也(37)の2冠戦が行われる。

 東京ドーム2連戦(1月4、5日)では初日にオカダ・カズチカとのIWGP戦で敗れ、2日目はジェイ・ホワイトとのシングル戦で負けた。だからこそ「2連敗してしまったけど、ビッグマッチ2連戦のシングル経験値は高いよっていうのがあって。挽回ですよ、ドームの」と闘志を燃やす。無観客試合からの大阪城2連戦を「自分のキャリア全部をうまく使えば、全てにおいて有利に運べるんじゃないか」と絶好の雪辱ルートに位置づけた。

 中止前の2月には棚橋弘至(43)とIWGPタッグ王座を獲得。その直後に襲撃を受けた因縁のザック・セイバーJr.(32)と1回戦(22日)で激突する。「棚橋さんの相手は(ザックのパートナー)タイチさんだし、お互い負けられない。ベルトを取ったからタッグを盛り上げたい気持ちはもちろんありますけど、お互いに勝てば2回戦では棚橋さんと戦うことになるし、まずはNJCに全力を尽くします」。再開後の大暴れに期待だ。