【新日本】鷹木が王座防衛リミット回避法を提案 ベルト持ってる者同士で内藤やろうよ!

2020年06月06日 16時35分

鷹木は「密」を避けるため、公園のブランコに乗って取材に応じた

 新日本プロレスのNEVER無差別級王者・鷹木信悟(37)が、IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(37)に“救済案”を提示した。新日マットでは、新型コロナウイルス禍で大会中止の長期化に伴い「6か月以内」の王座防衛期限が近づきつつある。団体をけん制すべく他団体出撃まで示唆した2冠王者に対し、もう一人の王者が導き出した緊急事態回避法とは――。

 新日プロはコロナ禍により、3月から大会中止を余儀なくされてきた。再開に関する会見が9日に行われることが発表され、いよいよ再スタートの機運が高まってきたが、鷹木は「これだけ試合しない期間が空くのは、15年以上プロレスやっていて初めてのこと。それでも自宅や公園でトレーニングして常在戦場の気持ちは持ってるからね」と腕をぶした。

 団体による早期の方針発表はユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の盟友、内藤が強く求めていたもの。その理由の一つには、タイトルの防衛期限「6か月以内」が近づきつつあるにもかかわらず、何の説明もないことも挙げられる。内藤は本紙で「剥奪されるくらいなら、他団体に行って防衛戦やっちゃうよ?」と強硬手段まで示唆していた。

 これに対し、もう一人のシングル王者・鷹木は「そもそも他団体に一番興味ないだろ、お前」と言い、一瞬で2冠王者の“三味線”を看破。「そんなこと言ったら俺もほぼ同じ時期に期限を迎えるんだし、切羽詰まったときは俺たちで(防衛戦を)やっちまえばいいんだよ。いざとなりゃ、新しくなった(2人の古巣)浜口道場のマットでも借りて、特別レフェリーはアニマル浜口会長にお願いしよう。お互いの防衛戦の義務を果たせるし、いいんじゃない?」と、解決策として王者対決を提案した。

 もともと中止前には、内藤への挑戦権をかけたトーナメント「NEW JAPAN CUP(NJC)」にエントリー。だが優勝後の狙いは2冠への挑戦でも統一戦でもなく、3月の大田区大会(中止)で予定されていた内藤―高橋ヒロム戦の勝者を挑戦者に迎え、NEVERの防衛戦を行う青写真だった。

「NJCがどうなるのか分からないけど、これだけの自粛期間後にパッと手を挙げられる人間は限られる。なら、発言権があるのは誰かって言えば、シングル王者でもある俺になるんじゃないの? ベルト持ってる者同士やろうよとは言えるよね」。いささか火事場泥棒的な“ジャイアニズム”で新たな狙いを明かすと「すぐ以前のように、とは難しいだろうけど、まずはリングに上がって試合ができるところからだよね。そこから一日も早く熱狂空間を取り戻したい」と誓った。

 NEVER王者は再開後の新日マットでも変わらず我が道を突き進む。