【新日本】高橋ヒロム 新日初のユーチューブ開設

2020年03月25日 16時35分

ヒロムはビデオカメラを手に新たな挑戦にやる気満々

 新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(30)が、24日に公式ユーチューブチャンネルをスタートさせた。新日プロ所属選手としては初めての公式チャンネル開設で、新たな挑戦に意欲満々。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う大会中止が続き先行き不透明な中で、ジュニア王者の“異業種参戦”の狙いとは――。

 コロナ禍により今月1日から大会を自粛中の新日プロは、ビッグマッチの31日東京・両国国技館大会も中止。4月12日以降の大会開催可否については状況を注視しながら判断するとしている。この状況にヒロムは「やりたかったですね…。もう限界ですよ。自分は去年まで(首の負傷で)530日、試合がやれない期間があったんですけど『やれるのにできない』のはやっぱりつらいなと。欠場しているときと違う感覚ですね」と心情を吐露した。

 だが、この期間を無駄にしたくないという思いが、ユーチューブ参戦の早期実現につながった。ヒロムは「ずっとやりたかったんです。リングで表現できない部分を表現できたらいいなと。他の人がどうこうじゃなくて、自分が楽しみたい。(現役の)ジュニア王者が先陣を切って始めることにも意味が出てくるんじゃないかなと思います」と意図を説明。プロレスとは関係のない動画も作成し、幅広い層に存在をアピールしたいという。

 リング外にも発信の場を設けたいという構想は欠場期間中からあった。「こういう時期だからこそ早くやらなきゃって気持ちにはなりましたね。この期間、何もしないのはもったいないとも思いますし。動画編集の講習会を受けに行こうかなと」と目を輝かせる。

 2020年度の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」MVPも虎視眈々と狙っているだけに「対世間」の独自発信場所を手に入れた意義も大きい。IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(37)へ対抗意識を燃やすヒロムは「まったくプロレスを知らない人に見てもらうチャンスでもあると思う」と、ジャンル普及に意欲を燃やす。

 一方で「自分を『ユーチューバー』と言うのは違うと思ってます。俺はプロレスラーなので」ときっぱり。何より一日も早く主戦場が再開されることを切望した。