ライガーWWE殿堂入りを先輩・藤波が祝福「式典を経験してほしい」

2020年03月17日 16時35分

藤波は2015年の殿堂入り式典に参加

 世界最大のプロレス団体の米「WWE」は本紙昨報通り、1月の新日本プロレス東京ドーム大会で現役を引退した獣神サンダー・ライガーが、2020年度の名誉殿堂「ホール・オブ・フェーム」入りすると正式に発表した。

 公式サイトでは、30年8か月に及んだ偉大なキャリアで世界的知名度を得たライガーを「スポーツエンターテインメントの歴史の中で最も革命的な選手の一人」と紹介。日本人レスラーとしては2010年のアントニオ猪木氏(77)、15年の藤波辰爾(66)に続く史上3人目の偉業となった。

 後輩の快挙を誰よりも喜んだのが“炎の飛龍”藤波だ。「何とも運命的で、うれしいニュースだね。これはライガーの功績。胸を張ってほしいし、彼の活躍は殿堂にふさわしいでしょう」と賛辞を贈った。とりわけ絶賛するのは、1980年代の新日プロでプロレスラーの基準に満たなかった170センチという身長のハンディを克服し、「世界の獣神」にまで上り詰めた点だ。「僕も体的には恵まれていなかったけど、やっぱり彼の努力ですよね。後々に続く選手たちの希望、夢につながった」

 殿堂入り式典は4月2日(日本時間3日)にフロリ州タンパのアマリー・アリーナで行われるが、米国の疾病対策センター(CDC)が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため今後8週間は50人以上の集まるイベントを中止か延期するよう呼び掛けるなど、先行き不透明な状況が続く。

 それでも藤波は「どういう感じになるか分からないけど、ライガーにも本当に式典を経験してほしい。あの感動は言葉では伝えきれないよ」と話した上で「本当におめでとうございますと言いたいね。これからもプロレス界のために、いろいろな形でバックアップしてほしい」とさらなる活躍に期待をかけた。