【新日本】高橋ヒロム コロナ禍で中止の師弟初対決、内藤戦は来年1・4ドームで!!

2020年03月07日 16時35分

ヒロム(右)と内藤の師弟対決は幻のままでは終わらない

 新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロム(30)が、幻の師弟対決実現の場を来年1月4日東京ドーム大会に指定した。新型コロナウイルス感染拡大に伴い、IWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者・内藤哲也(37)とのスペシャルシングルマッチが組まれていた3日の「旗揚げ記念大会」(大田区総合体育館)が中止に。これを受けヒロムが導き出した究極の理想形初対決とは――。

 新日本は15日までの11大会中止を決定した。練習生時代からマンツーマンで練習を教えられた恩人との初対決は流れたものの、ヒロムは同戦を幻にしないことを約束。記念興行でのヘビーとジュニアの王者対決は恒例行事のひとつだけに内藤も「お互いがベルトを持ち続ければ遅くとも来年の旗揚げ記念日には実現するカード」と明言した。

 だがヒロムが想定するスケールは格段に大きい。「お互い年内ベルトを持ち続けるってことだったら、東京ドームですよ。やっぱりこれは、ドームでやるべきカードだったってことなんじゃないかと思ってます」と、来年の年間最大興行のメインでの実現を見据えた。

 近年のドーム決戦では真夏の祭典「G1クライマックス」覇者のIWGP挑戦が通例。だが今年のG1は東京五輪の影響もあり秋開催が発表されている。ヒロムは「権利証の防衛戦をやる時間がないんですよね? なら今年は(権利証システムが)ないかもしれないわけじゃないですか」と超先読み。仮に採用されたとしても、王者の内藤が優勝すれば挑戦指名権が生まれ、その相手は自身しかいないと力説する。「俺はIWGPジュニアを保持した上で『(ベスト・オブ・ザ)スーパージュニア』優勝するんで、内藤さんにもG1優勝者になってもらって。そこまで完璧なら、2人でドームは誰にも文句が言えないはずですから」と、この1年で師弟対決を真の頂上対決に昇華させるつもりだ。

 ドームを提唱するのは理由がある。「少なくとも今年の大田区(総合体育館)のチケットを買ってくれていた人には全員、会場で見てもらえるようにしたいんです。『あの時のチケットだったら持っていたのに、今回は買えなかったよ』という人が現れないように」。中止を残念がるファンに生観戦の機会を最大限に与えるには、最もチケットを購入しやすい大会場で実現させるのがベストだというのだ。

「今回の中止は『内藤哲也対高橋ヒロム』を誰もが認める最高のカードにするチャンスと受け止めてますよ」と新たな目標に目を輝かせたヒロム。日本プロレス界最大の爆発の時へ向け、時限爆弾の導火線に火がついた。