【新日本】KENTA 内藤の挑発に見下し返答

2020年02月08日 16時35分

KENTAは前哨戦で内藤(右)の顔面を蹴飛ばすなど完全に見下している

 9日の新日本プロレス・大阪城ホール大会でIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也(37)に挑むKENTA(38)が、決戦前最後の「独演会」だ。制御不能男からその姿勢を批判されたが、逆に2冠王者を見下して返答。観客から大ブーイングを浴び続けながら2冠取りを狙う“真意”も明かした。

 現在の日本マット界において、他の追随を許さないヒートを買っているのがKENTAだ。1月5日の東京ドーム大会では、2冠に輝いた直後の内藤を急襲。会場の祝福ムードをぶち壊しただけではなく、その後もSNS上でアンチファンと舌戦を展開してきた。

 内藤は、結果的に王座挑戦にこぎつけたKENTAの行動力に一定の評価を下しながらも、挑戦者の古巣である米WWEを挙げて「ツイッターの使い方とか乱入の仕方とか、試合に関係のないことしか教えてくれないのかな?」と挑発した(本紙既報)。

 これに対してKENTAは「WWEでは毎日、パフォーマンスセンター(トレーニング施設)に行って、月・水・金にツイッター、火・木・土に乱入を教えてもらう。えっ、これって常識じゃないの?」と人を食ったような返答だ。2冠王者としては肝心のリング上に不満があるからこそのメッセージだったが、全く伝わっていない…。

 ファンから「IWGP王座への挑戦資格はない」と言われ続けていることにも「そんなにうるさく言われてまで、こだわりはないから。じゃあ、どうぞって感じ。別に2本とも返したっていい」とうんざりした表情で吐き捨てた。そもそも、ベルトに対しての思い入れすらないようだ。

 では、なぜ挑戦するのか。その理由を「取ることで、この団体の中心にいるのは間違いなく俺になる。形としてはベルト保持者になるかもしれないけど、それ以上に2冠戦に勝つっていうことは、中心にいることの証しになる」と説明。1・4&1・5東京ドームでオカダ・カズチカ(32)、飯伏幸太(37)、ジェイ・ホワイト(27)との2冠を巡る激しい争いを勝ち抜いた制御不能男を倒すことで、おいしいところだけを根こそぎかすめ取るつもりだ。

 最後は王者から「捨てた」と指摘された殺伐とした空気を醸し出しながら「別にそれでいこうと思えばいつでもいける。でも内藤ファンが幻滅するような、かわいそうな感じになっちゃうと思う。いずれにしても、大阪ではっきりするからいいんじゃないですか」とニヤリ。何を言われようが構わず一気に、新日マットのど真ん中を狙う。