【新日本】オカダ プロレス五輪開催へ有言実行

2020年01月29日 16時35分

秋田大会(28日)でオカダはタイチ(上)のイス攻撃で悶絶

 新日本プロレスのオカダ・カズチカ(32)が、有言実行に向けた第一歩を踏み出す。東京ドーム大会(5日)でIWGPヘビー級王座を失い、2月2日の北海きたえーる(札幌市)大会のタイチ(39)とのシングル戦で再起を図る。ここからIWGP奪還への動きはもちろんのこと、業界の顔として提言する「2020年プロレス五輪」開催の機運を高める。

 ドームのIWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタルのダブル王座戦で内藤哲也(37)に敗れたオカダの前に立つのは、新日プロデビュー戦(2008年4月)の相手だったタイチだ。約12年ぶりの一騎打ちについて「デビュー戦の相手ということで思い入れはありますけど、12年前って(モバイル通信が)3Gですからね。それが5Gに移行しようとしているわけで。初対決だと思ってます」と強調した。

 タイチは札幌決戦に勝利して2冠の挑戦権獲得を狙うが、実績を考慮すれば勝って当然の立場となるオカダは「IWGPも目指したいですが(丸腰で)自由だからこそできることもやっていきたい」というスタンス。その具体案が、MVPとベストバウトの2冠を受賞した東京スポーツ新聞社制定「2019年度プロレス大賞」授賞式(16日)でぶち上げたオールスター戦開催だ。

 今のところプロレス界の反応はないため「現実的ではないって思われたのかもしれないですけど。せっかくのオリンピックイヤーなんだし、海外から呼んでもと思うんですけどね。それこそWWEの選手が出ても、AEWの選手が出てもいいじゃないですか」と枠を広げて再度呼びかけた。

「東京ドームは(公約した)超満員にならなかったですし…。これも実現しなかったら『オカダ口だけ』ってなっちゃうんで」と苦笑いしつつも、ここから新たな動きが出てくることに期待を寄せる。プロレス界の中心選手として有言実行を体現し、業界全体の活性化のためにも単なる「ビッグマウス」で終わらせたくない思いが強い。

 そのためにはもちろん自身の求心力、影響力をより大きくしていく必要がある。「ドームで負けたからって、終わった存在ではないよっていうのは見せつけたい。やっぱオカダすごいなって見せる意味では、いい初めの一歩ですね」。レインメーカーが、復権への道を歩み始める。