“ゴールデンエースコンビ”誕生か。棚橋弘至(43)と飯伏幸太(37)の夢タッグが見られるかもしれない。6日の大田区大会で2人はIWGPタッグ王者のジュース・ロビンソン&デビッド・フィンレーと合体し、8人タッグ戦に出場。チェーズ・オーエンズ(29)に飯伏がキックを放ち、すかさず棚橋がスリングブレイド。さらに飯伏がカミゴェを決める好連係で3カウントを奪取した。

 ドーム2連戦で飯伏はオカダ・カズチカ(32)のIWGP王座に挑戦して敗れ、ジェイ・ホワイト(27)にも敗北を喫した。一方の棚橋もクリス・ジェリコ(49)との日米スーパースター対決に敗れたばかりで、ともに再起に向けた第一歩を踏み出す形になった。

 勝ち名乗りを上げる4人は、気がつけば王者コンビと棚橋&飯伏に分かれていた。棚橋が「ドームで大きい負けがあって、今日から再スタート。飯伏とタッグもいいんじゃないかと思ったね」とタッグ王座挑戦を示唆すると、飯伏は「自分なりにいろいろ考えることがあった。別に一つだけじゃない。まだ分からない」と話すにとどめた。タッグ戦線に新たな動きが起きそうな気配だ。