【新日1・4東京ドーム】モクスリーがUSヘビー級王座奪回 アーチャーをテーブル葬

2020年01月04日 19時15分

新王者になったモクスリー

 新日本プロレスの年間最大興行「レッスルキングダム14」(4日、東京ドーム)で行われたIWGP・USヘビー級選手権は、ジョン・モクスリー(34)が王者のランス・アーチャー(42)を破って王座奪回に成功した。

 モクスリーは第6代王者に君臨していたが、10月の両国大会で予定された王座戦を、台風19号の影響による飛行機トラブルでキャンセル。思わぬアクシンデントで王座返上となり、王座決定戦を制したアーチャーがベルトを奪った。

 因縁の王座戦は反則裁定なし、10カウントKO、ギブアップのみで決着するテキサス・デスマッチを採用。危険なルールだが、米WWEで“狂犬”としてトップを取ったモクスリーにはお手のものだ。

 入場するやいなや、リングにイスを投げ入れて戦闘態勢。いきなり場外戦で圧倒すると、竹刀を手にした。だがベテランのアーチャーはイスを使って巧みに反撃。竹刀でモスクリーをめった打ちにした。モスクリーも負けじと、竹刀を奪い返して10連打。さらにアーチャーの持ち込んだゴミ箱の鉄のフタで攻撃だ。

 アーチャーは場外戦で逆襲してから、セコンドごとなぎ倒すノータッチトぺ。WWEローマン・レインズばりの一発で、大観衆をどよめかせた。なおもハイジャック式バックブリーカーの体勢からモクスリーをパイプイスに叩きつけた。

 壮絶な死闘はイスへのチョークスラムを食らったモクスリーがダウン。何とか立ち上がったが、EBDクローで失神寸前に追い込まれた。アーチャーは場外にテーブルを設置。コーナーから机目がけて投げられそうになったモクスリーだが、何とか踏ん張った。エプロンの攻防を制すると、アーチャーの巨体に起死回生のデスライダー(ダブルアーム式DDT)だ。見事に決まってテーブル葬。アーチャーは立てず14分26秒、10カウントKOでモクスリーが激闘を制した。

 試合後、モクスリーはマイクを握りジュース・ロビンソン(30)との決着戦を要求した。

【ジョン・モクスリー】お前ら、文句あるか。明日はジュース・ロビンソンが泣きながら帰ればいい。分かっているか。明日の相手、ジュース・ロビンソン。お前は俺からすべてを奪った。お前がいなければ、俺はG1を勝ち上がっていたはずだ。明日、ジュースを相手に、いま俺の中にある恨み、怒りを晴らしてやる。俺は日本に自分の仕事を遂行しに来ている。その仕事の一つ、ベルトを取ることは遂行できた。そしてステップ2は、お前に借りを返すことだ。明日が終われば、俺がプロレス界でどんなポジションにいるかが分かるだろう。ええい、ポカリをよこせ!(と叫びながら退場)