【新日1・4東京ドーム】獣神サンダー・ライガーの引退試合に臨んだ全選手&セコンドのコメント

2020年01月04日 18時27分

試合後、記念写真に納まる(左から)タイガーマスク、サスケ、ライガー、藤波、サムライ

 新日本プロレスの年間最大興行「レッスルキングダム14」(4日、東京ドーム)の第1試合で、獣神サンダー・ライガーが万感のラストファイトに臨んだ。

 ジュニアヘビー級の第一人者は4、5日の東京ドーム大会を最後に引退する。この日は藤波辰爾(66)、ザ・グレート・サスケ(50)、タイガーマスクと組み、佐野直喜(54)、大谷晋二郎(47)、高岩竜一(47)、田口隆祐(40)組との8人タッグ戦に出陣。セコンドにはライガー軍にエル・サムライ(53)、佐野軍に小林邦昭(63)が就き、レフェリーは保永昇男(64)、リングアナは田中ケロ(秀和=60)と、ジュニアのレジェンドと関わりの深い豪華な顔ぶれが揃った。

 結果は8分52秒、田口のエビ固めで敗れたライガーだが、最後までらしさを貫いた。試合後はかつてのライバル、先輩、後輩、盟友たちとそれぞれ抱き合い、健闘をたたえ合った。それぞれのコメントは以下の通り。

【獣神サンダー・ライガー】サスケ選手から感謝という言葉がありましたけど、僕のほうがJカップやスーパージュニアで、みちのくさんにお世話になってます。本当に感謝しています。藤波さんは僕がレスラーになるキッカケをつくってくれた方。その方に最後、手を上げてもらいました。こんなにもうれしいことはありません。ドームに集まっていただいた方に今まで支えてもらいました。でもあと一日あります。(高橋)ヒロム選手が(IWGPジュニア)チャンピオンとして対角線に立ってくれることを願っています。まだまだ気は抜けません。明日(5日)、試合があります。(引退を実感するのは)それが終わってからですね。リングに上がる以上そういう気持ちを持ってなきゃけない。早くも臨戦態勢と思っていただいて結構です。(選手コールが)ずっとケロさん(田中秀和)でしたので、(今日の試合でコールされたのも)うれしかったですね。感謝です。みんなに感謝。パートナーにも、ファンの皆さんにも、記者の方にも。ただそれを言うのは明日だね。もっとすげえ試合を明日やるから。佐野さんとの戦い? あそこでトぺが来ると思わなかったし、リングに上がるとレスラー年齢関係ないね。やっぱ佐野さんすごい。でも明日は俺の目にはヒロムしか映ってないからね。俺は実力で、自分の持っているものを全てぶつけていく。

【藤波辰爾】ライガー選手、お疲れさん。現役を続けている立場としては複雑ですけどね。もう一回1・4に立たせてくれた感謝を言いたい。ありがとう。緊張で足がよろけましたけどね。もう一回呼び戻していただいて、感謝。これから新しい道を切り開いていくと思うけど、後進の育成、いろんな力添えをしてくれると思いますので。久々に1・4を体験させてもらって、心地よい緊張感でしたね。

【ザ・グレート・サスケ】スーパーJカップで大きなチャンスを頂いて26年。この26年を一言で表すとしたら「T・D・K」。ただただ感謝です。ありがとうございました。

【タイガーマスク】ずっと新日本に来てからお世話になって、結婚式の仲人までやっていただいたので。これからライガーさんの魂を引き継いで戦っていきたいと思います。もう会えなくなると思うと寂しいです(※ライガーから「会えるわ!」とツッコミ)。

【エル・サムライ】長い言葉は得意ではないので。ひと言だけ、ご苦労さまでした。自分とタッグを組んでくれてありがとうございました。

【田口隆祐】ライガーさんの引退試合の一つ目をやらせていただきまして、引退するのはまだまだもったいないと思いますけど。今日試合をして、やっぱりあっさりと勝ってしまいましたので、仕方がないことなのかなと。私は現役を続けていきますので。残念ではありますけど、お疲れさまでした。世界のジュニアが新日本を引っ張っていきます。…僕が先頭ではないんですけど。

【大谷晋二郎】このカードに入りたかったプロレスラー、世界中にたくさんいると思う。そんなレスラーたちの思いも背負ってリングに上がったつもり。あんなに怖くて厳しくてあんなにあったかい人はなかなかいないと思う。ライガーさんにプロレス、戦いを教わった。ライガーさんと何度も戦った我々の使命、ライガープロレスをなくしてはいけない。若い選手たちにライガープロレスを伝えないといけないと思います。

【高岩竜一】こんななんにもない俺をレスラーにしてくれて、本当にライガーさんありがとうございました。

【佐野直喜】切磋琢磨した仲なので。最後かと思うとジーンときました。最後の相手の中に入れていただいて、本当にうれしく、こういう機会に恵まれて、レスラーやってきて、同期で切磋琢磨してきてよかった。本人が決めたことなので、残念ですが、今日は対戦側に立ててうれしかったです。

【小林邦昭】長いようであっという間の30年かな。これからもすごい体を維持してほしいと思います。