【新日本】1年5か月ぶりに復帰の高橋ヒロム 敗戦にぼうぜん

2019年12月20日 16時30分

オスプレイ(右)は敗れたヒロムにベルトを誇示

“タイムボム”高橋ヒロム(30)は、約1年5か月ぶりの復帰戦を勝利で飾ることができなかった。昨年7月の米サンフランシスコ大会で第一頸椎を複数箇所骨折する大ケガを負い、長期欠場に突入。選手生命の危機を乗り越えてリングに戻ってきた男が19日後楽園大会に姿を現すや、会場のボルテージは最高潮に達した。

 1・4大会で挑戦するIWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイ(26)とのタッグ前哨戦では、開始から激しいエルボー合戦を展開。欠場前と変わらぬスピーディーでデンジャラスな動きで完全復活を印象づけた。ところが試合終盤にまさかの展開が。オスプレイを強引に場外に投げ飛ばし、ロビー・イーグルス(29)に必殺のタイムボムを狙う。ところがわずかな隙を突かれて体勢を入れ替えられ、そのままジャックナイフ式エビ固めで丸め込まれた。

「ヒロム、お帰り。そして復帰戦で負けたとはな…。挑戦を表明してきてそのザマか。残念だったね。もしかしたらまだ準備ができていないんじゃないかな?」と余裕の挑発を繰り出した王者とは対照的に、ぼうぜん自失の挑戦者は無言で控室へ。ドーム2連戦ではジュニア王座戦のみならず、1・5大会では獣神サンダー・ライガーの引退試合に出場することが決定している。待望の帰還を果たしたヒロムは、ジュニアの次世代を担うにふさわしい男と証明することができるか。

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