【新日本】GOD みのる組撃破しEVIL組との名古屋決戦へ弾み

2019年11月24日 00時00分

ランス・アーチャーをダブルで持ち上げるタマ・トンガ(左)とタンガ・ロア

 新日本プロレス23日の川崎大会で「ワールドタッグリーグ」公式戦が行われ、IWGPタッグ王者のタマ・トンガ(37)、タンガ・ロア(36)組は鈴木みのる(51)、ランス・アーチャー(42)組を下して1敗を死守。3連覇を狙う前年度覇者のEVIL、SANADA(32)組との公式戦(24日、名古屋)に弾みをつけた。

 タッグの絶対王者「ゲリラズ・オブ・ディスティニー(GOD)」と、2011年大会(当時の名称はG1タッグリーグ)覇者・みのる組の公式戦は大荒れの展開となった。開始ゴングを待たずして鈴木軍が奇襲を仕掛け、両チーム入り乱れての場外乱闘が続く。

 さらにリングに戻っても激しい応酬が続き、試合が大きく動いたのは10分過ぎだ。GODのセコンド・邪道が試合に介入すると、みのるがスリーパーで裸絞めに。この間にガンスタンをアーチャーに浴びせたタマは、みのるの背後から金的攻撃を決め、そのまま丸め込む。カウント2で返されたものの、直後に強烈なガンスタンを決めて乱戦に終止符を打った。

 試合後のリング上では邪道がマイクアピール。「さてさてさて…ワールドタッグリーグ2019、どのチームが優勝すると思う? うるさくて聞こえねえよ。優勝するのは世界で一番のタッグ、そうIWGPヘビーウエートタッグチャンピオン、タマ・トンガ、タンガ・ロア、GOD! ウィズ・マスター・ヒーター! バレットクラブ・フォー・ライフ!」と、横文字多めに勝ち誇った。

 邪道が「世界で一番タフでストロングでファストなチーム」と全幅の信頼を置くGODは、タッグ戦線で抜群の安定感を誇る。今年2月にIWGPタッグ王座歴代2位となる5度目の戴冠を果たすと、現在までにこれまた歴代2位となる7度の防衛に成功している。

 リーグ戦では実に3年連続で準優勝に終わっているだけに、今年こその思いは強い。前年度覇者・EVIL組との公式戦は前半戦の天王山。名古屋決戦は優勝争いを大きく左右しそうな気配だ。

 一方のEVIL組は永田裕志(51)、中西学(52)組を下して開幕から無傷の4連勝を飾った。得意の合体技マジックキラーで中西から3カウントを奪い、出場全16チーム中唯一の無敗をキープ。EVILは「SANADAとのタッグは完璧だコノヤロー。どのチームでも、崩してみろコノヤロー」とコノヤロー多めに自信をみなぎらせた。