【新日本】内藤 ドームメイン返り咲きへ「2年前の誓い」

2019年11月06日 16時30分

フォトセッションが終わると、内藤はジェイ(左)をにらみつけた

「必ず」戻る。新日本プロレスの内藤哲也(37)が、年間最大興行のメインイベント返り咲きへの決意を明かした。来年1月4日東京ドーム大会でIWGPインターコンチネンタル(IC)王者ジェイ・ホワイト(27)への挑戦と、翌5日大会で史上初のIWGPヘビー級とICのダブル王座戦が実現する。今年1月から掲げ続けた2冠達成の野望に加え、2年前の約束を守るためにドーム2連戦へと向かう。

 新日プロは発表済みのIWGP戦(王者オカダ・カズチカVS飯伏幸太)に加えて、内藤のIC挑戦を正式決定。さらにファン投票の結果により、5日大会では4日の両王座戦の勝者同士によるダブルタイトル戦となる。

 さながら2冠戦線はトーナメント方式の様相。IC戦に勝てばオカダか飯伏との歴史的一戦に駒を進める。内藤は「強いて言うなら2018年の東京ドームの相手であるオカダとやりたいかな。彼はリングで言ってました。『ドームのメインイベント気持ちいいだろ、勝ったらもっと気持ちいいぞ』と。それがどんなものか、オカダに勝って味わいたいと思います」と希望を口にした。

 ドームのメインに立たなければならない理由は、史上初の偉業となる2冠達成のためだけではない。18年大会のメインでオカダに敗れた内藤は「また必ずこの舞台に戻ってくるから」とコメントを残している。実はこの「必ず」という単語は、ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を結成した15年から“禁句”に設定していたのだ。

「昔はよく使ってましたけどね。ただ『必ず』って言ってそれが実現しなかったら、聞いた人を裏切ったり、うそをついたことになる。簡単に使う言葉じゃないなって思ってやめたんです。でもあの時だけは、その言葉を使わないと自分の思いを表現できなかった。プロレスの会場ではあの1回しか使ってないはずです…多分。あ、もし他にどこかで言ってたら、その発言、消去しておいて」

 制御不能な発言でファンを魅了し続けてきた男は、常に自分の言葉に責任を持ってきた。だからこそ、ただ一度の「必ず」は守らなければならない。内藤は「当時のお客様と、2年前の自分との約束ですから。そのために、まずはジェイに勝たないといけない」と豪語。中学校3年生の時に夢見た舞台への切符を手に入れることは、いまや野望をかなえるための条件であり、果たすべき義務となった。