【スターダム】小川代表「ブシロード傘下に入ることで発展すると確信」

2019年10月17日 18時25分

スターダムの選手の前で手を合わせる(左から)スターダム・小川社長、ブシロード・木谷取締役、キックロード・原田社長

 女子プロレス団体「スターダム」は17日に東京・明治記念館で会見を行い、新日本プロレスの親会社にあたる「ブシロード」のグループ会社「キックスロード」と事業譲渡契約を締結したことを正式に発表した。

 会見にはスターダムのロッシー小川代表と全所属選手、ブシロードの木谷高明取締役、キックスロードの原田克彦社長が出席。小川代表は「お話をいただきまして、いろいろ考えたんですが、スターダムの未来、将来を考えたときにブシロード傘下に入ることで発展すると確信しました」と報告した。

 続いて木谷氏が買収に至った経緯を説明。女子プロレスへの興味を抱いたのは約2年前からのことで、世界最大のプロレス団体・WWEをはじめとした海外スポーツ界における女子選手の地位向上がきっかけだったという。「これは世の流れですよね。何もやらないでいいのかと。そんな中でスターダムが可能性のある団体だと報告を受けまして、私も何回か見に行きました。これは行くべきだろうと(決断した)」と明かした。

 スターダムは小川代表をはじめとした現体制を引き継ぎつつ、徐々に新体制に移行する。木谷代表は一つの課題として「新規の女性ファン、若い世代のファンの獲得」を挙げたうえで「とにかく露出を増やしていきたい」と展望を語った。またブシロードの子会社で業界不動の盟主・新日本プロレスとの交流については「当面交わることはない。現状は別路線」と説明する一方で、近年増えている海外興行における協力体制はあり得るとし、将来的には国内大会でも交流が生まれる可能性を示唆した。「可能性はあるけど向こう(新日本)の現場の意向を尊重したい。ファンの反応も見てからでいいんじゃないでしょうか」と語るにとどまった。

 所属選手も新体制発足を好意的に受け止めている。団体の中心選手・岩谷麻優(26)は今年4月の新日プロ米国・ニューヨーク州マジソンスクエア・ガーデン大会にROH女子王者として出場していた。「MS・Gに出させていただいたときに圧倒されて、いつかスターダムもたくさんの人に見てもらえる試合をしたいと思ってました。大きい会場での試合が増えて、大きくなるスターダムを見せていきたい」と飛躍を誓った。