【新日本】オカダ オールブラックス戦ナマ観戦で刺激

2019年10月05日 16時30分

リングを去るオカダをSANADA(後方)が凝視

 新日本プロレス14日の東京・両国国技館大会で、SANADA(31)とのV4戦に臨むIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が4日、意外な発奮材料を明かした。勝てば東京ドーム大会(来年1月4、5日)のメイン返り咲きが確実な大一番を前に、モチベーションは急上昇。リング内外からの刺激で、必勝の誓いを新たにした。

 両国決戦を控えたオカダは「流れはこっちにきてるかなと思いますね」と充実の表情を浮かべた。自信の根拠となるのが、先の米ニューヨーク大会だ。「日本では(SANADAと)五分五分くらいだった声援が、米国では完全に僕が上回っていたので。今まで世界を相手に積み重ねてきたものの違いを感じましたね」と振り返る。

 ベルトを奪取した4月のマジソンスクエア・ガーデン(MS・G)大会以来となったニューヨークでエールをもらい、より気持ちは高まった。また、MS・Gからティファニー社製の記念盾を贈呈されたことも大きな喜びだったという。

 リング外の出来事も、レインメーカーの意識を変えた。先シリーズ中の9月21日には親交のある東海大ラグビー部の木村季由監督に誘われ、W杯のニュージーランド―南アフリカ戦を観戦。前夜に京都大会を終え、翌日には神戸大会を控えたつかの間のオフだったが、日産スタジアムでその熱を肌に感じた。

 日ごろ「他ジャンルからも刺激を受けることは大事」と公言し、プロレス以外のスポーツ会場にも積極的に訪れる。IWGP王者として東京ドームを超満員にする目標を掲げているだけに、6万3649人が大熱狂する光景に触発された。「やっぱり今のラグビーに嫉妬しますよね。あれだけたくさんの人が見て、注目されている。僕もプロレスをそのくらい盛り上げないといけないという気持ちになりますし、プロレスのすごさを見せていかないといけないなと改めて思いました」

 新シリーズ開幕となったこの日の富山・高岡大会では6人タッグ戦でSANADAと前哨対決。勝利こそ逃したものの、後頭部へのドロップキックを決めるなど軽快な動きを見せた。まずは2019年最後の防衛戦をクリアし、年間最大興行でカネの雨を降らせる。