【新日本】飯伏 プロレス広めるため”東京ドームのメインに立つ”

2019年09月17日 16時30分

飯伏は場外のKENTA(下)めがけて空中弾を放った

 新日本プロレス16日の鹿児島アリーナ大会で、今夏のG1クライマックス覇者・飯伏幸太(37)がKENTA(38)を下し、東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証の防衛に成功。これで来年のドーム大会(1月4、5日)のメイン出場に王手をかけたゴールデンスターは、年間最大興行への決意を明かした。

 G1覇者として地元の鹿児島に凱旋した飯伏は、KENTAとの争奪戦に出撃。極悪軍団バレットクラブの介入もあり、序盤から大苦戦を強いられた。それでも相手の必殺、ゴー2スリープをキャッチして強烈なヒザ蹴りで逆転するや、最後はカミゴェ2連発をお見舞い。乱戦を制し「IWGPとIWGPインターコンチネンタル(IC)のベルト、2つ巻いて鹿児島に帰ってきます。これはみんなとの約束です」とアピールした。

 試合後のリング上にはG1公式戦で敗れたEVILが現れ、次期争奪戦が濃厚となった。例年の日程であれば、年内最後の争奪戦は10月14日の東京・両国国技館大会で行われるため、次戦がドームでのIWGP戦出場をかけた最後の戦いになる可能性が高い。

 飯伏は2015年ドーム大会のIC戦(対中邑真輔)で「ダブルメインイベント」に出場しているが、ドーム大会の最終試合に立ったことは一度もない。「他のジャンルを入れても、東京ドーム以上の場所はない。そういう場所で(勝って)締めくくれたら最高だと思います。やりたいことの一つだし、やっておかないといけないことの一つ」と目を輝かせる。

 中学1年の時にテレビで見た、東京ドームでの新日プロとUWFインターの対抗戦(1995年10月9日)は今も忘れていない。「一番熱く新日本を応援していた時期。武藤(敬司)さんが(高田延彦に)勝った瞬間、大号泣した思い出があります。たくさんの人が見てるし、また(ドーム大会を)ゴールデンタイムでやったら、今のプロレスを世間に届けられるんじゃないかと」

 今度は自身がプロレス少年たちに夢を与えるため、そして最大の使命とする「プロレスを世間に広める」ためにドームのメインに立つ。「もっともっとプロレスを広めていきたいので。次のステップですよ」。いよいよその視界にとらえた目標の舞台へと突き進む。