【新日本】G1覇者・飯伏 KENTA戦は1対11覚悟

2019年09月14日 16時30分

G1開幕戦で飯伏はKENTA(右)と激闘を繰り広げた(新日本プロレス提供)

 新日本プロレス16日の鹿児島大会でKENTA(38)とのIWGPヘビー級王座(現王者はオカダ・カズチカ)挑戦権利証争奪戦に臨むG1覇者・飯伏幸太(37)が13日、「1対11マッチ」の覚悟を明かした。来年1月4、5日の東京ドーム決戦までにG1公式戦で喫した敗北の雪辱を果たすことが、自らに課した使命。挑戦者がG1終盤に加入した極悪軍「バレットクラブ」(BC)の介入も受けて立つつもりだ。

 来年1月4日にIWGP王座を奪取し、翌5日大会ではIWGPインターコンチネンタル王座(現王者は内藤哲也)に挑戦するという飯伏の野望の第一歩は、地元・鹿児島からスタートする。

 挑戦者はG1終盤にBCに電撃加入。ロンドン大会(8月31日)ではNEVER無差別級王者・石井智宏との王座戦にタマ・トンガとタンガ・ロアを乱入させ、ベルトを強奪している。G1公式戦での対戦当時とは全くの別人となったKENTAに対し、飯伏は複雑な心境を吐露した。

「いつからああなってしまったのか…。昔のKENTAさんを知っている僕としては残念なんだけど、日本に戻ってきてからの一発目(の試合)で戦ったのは自分。その時に違うフィーリングは感じたし、そう考えると今の姿がここ数年経験してきた中での正解なんだろうなと」

 それでも全てを受け止めた上で勝利を誓う。鹿児島決戦でもBCの介入は予想されるが「何人でも。G1の決勝(VSジェイ・ホワイト)でも全員とやるつもりだった。もし介入してきても全員倒す自信はある。もう昔の飯伏幸太ではない。一人でも戦います」と言い切る。シリーズに帯同しているBCはKENTAを含め11人に上るが、圧倒的数的不利でも権利証を守り抜くつもりだ。

 今シリーズに入り、IC王者の内藤が団体の対応次第で権利証狙いにシフトチェンジする可能性を示唆。それでも飯伏はあくまでG1公式戦で敗れたKENTAとEVILへの雪辱を優先的に考えている。

「その2人を倒しておかないと権利証を持っていても、権利はないと思っている。自分の中ではまだ“飾り”になってしまっているというか。だから本物の権利にしたい。自分はとことんまでやらないと気が済まないタイプなんで」

 壮大なプランを実現させるべく、飯伏は己が信じたドームへの道を突き進む。