【新日本】永田 デビュー最長IWGP戴冠を狙う

2019年09月09日 16時30分

永田は十八番の白目式をファレに決めた

 新日本プロレスのミスターこと永田裕志(51)が“珍記録”の樹立を狙う。8日に毎年恒例となった地元の千葉・東金大会を大成功に導くや、大会タイトルに込めた現役続行への思いを激白。IWGPヘビー級王座への消えぬ意欲を示すとともに、師匠のアントニオ猪木氏(76)が持つ同王座の「デビュー最長戴冠記録」の更新を誓った。

 永田は東金アリーナで行われた自身の「レスリング生活35周年記念試合」に出場。10人タッグ戦で第3世代(永田、天山広吉、小島聡、中西学)に獣神サンダー・ライガーを加えた5人で、バレットクラブと対戦した。盟友の中西と息の合った攻撃を披露するや、バッドラック・ファレを白目式腕固めで捕獲。終盤に悪の連係につかまり孤立する場面もあったが、これを仲間の援護射撃を得て脱出して、最後は邪道をナガタロックⅡで仕留めた。

 試合後は「現時点で日程的なものは何も決まっていませんが、来年は10回目の開催を目指して頑張っていこうと思います!」と予告すると、ファンから大喝采を浴びた。9回目となる今回は、大会サブタイトルを「青義継続」とした。「16歳からレスリングを始めて、今はプロとアマの両方に携わり、継続したことで大会もプロモートもできるようになったので。この先も現役で、しっかりやりたいですよ。諸先輩方が引退されて年長になっていく中で、僕はやり続けて嫌な先輩になります。憎たらしくて、強くて、うっとうしい選手として残っていきたい」とその真意を説明する。

 ただし、若手の壁だけに徹するつもりはない。「先の見えない中、体調をつくっているわけじゃない。IWGP王者っていうのも当然狙ってますし」と改めて強調。その闘志を一層かき立てるのが、デビューから最長での戴冠という異例の記録だ。猪木氏が1987年6月12日にマサ斎藤(故人)との王座決定戦を制して初代王者に輝いた時が、60年9月30日のデビューから26年8か月という現時点での最長記録。永田は14日にデビュー27周年を迎え、もし王座を奪取すれば天龍源一郎の持つ最年長戴冠記録(49歳10か月)とともに更新することになる。

「その記録も狙ってるんですよ。狙える記録があるのはいいことだから。全ての記録をつくりにいきたいですからね。へっへへ」。元気いっぱいのミスターが、目標に向けて突っ走る。