【新日本】内藤 来年1月ドームでWタイトル戦やらないなら年内統一に動く

2019年09月06日 16時30分

内藤は鬼気迫る表情でジェイ(下)に迫った

 新日本プロレス22日の神戸ワールド記念ホール大会でジェイ・ホワイト(26)とのV1戦に臨むIWGPインターコンチネンタル(IC)王者・内藤哲也(37)が5日、年内の“ダブルタイトル戦”への路線変更を示唆した。G1クライマックス覇者の飯伏幸太(37)に加え、ジェイもICとIWGPヘビー級の同時戴冠を目標に掲げる中、火付け役が「次なる一手」を放った。

 内藤は先月25日の米ロサンゼルス大会でジェイの挑戦表明を受け、V1戦が決定。自身もG1公式戦で敗れた雪辱を狙っていただけに「ジェイからその舞台を用意してくれたのはむしろ感謝してますよ」と歓迎した。

 さらに注目すべきは、ここにきて挑戦者までも、IC&IWGP同時戴冠の青写真を明かしていることだ。G1覇者で来年1月4日東京ドーム大会のIWGP挑戦権利証を保持する飯伏も狙う「2冠」の野望は、もともとは年始から内藤が掲げてきたもの。空前の“2冠ブーム”到来について「ほら、俺の言ってること、間違いなかったでしょ?って感じですよ。口に出さないだけで、それ、おいしいなって人がたくさんいると思いますよ」と得意顔だ。

 ただし、後出しジャンケンの者たちに史上初の快挙を許すつもりはない。「新日本は来年のドームでダブルタイトルマッチをするのかしないのか。もし開催しないというのであれば、俺はICを持ったまま権利証を狙いにいきますよ」と今後の方針を示した。

 年内にICと権利証の“統一”へ動く可能性をにおわせたのは、団体側へのけん制と同時に強い決意を裏付けしたもの。現状、自力で2冠の可能性があるのは、1・4ドームでIWGP挑戦を控え、翌5日大会でのIC挑戦を表明している飯伏のみ。現IWGP王者のオカダ・カズチカ(31)はICに興味を示していないため、仮に飯伏がIWGP奪取に失敗すると、内藤の夢は消滅しかねないからだ。

「飯伏の結果次第で変わるなんて状況を生むくらいなら、待ちの姿勢でいても仕方ないしね。それに飯伏もICをかければ、権利証との“ダブルタイトル戦”、応じてくれるでしょ」

 そのためにも、まずはV1戦でジェイを退けることが最優先事項。この日の東京・後楽園ホール大会ではタッグ戦で前哨対決し、コリエンド式デスティーノで追い込んだ。最後はバッドラック・ファレ(37)をデスティーノで沈めた制御不能男が、いよいよ策士ぶりを発揮してきた。