【新日本】英国ファン熱狂 オカダが激闘の末にみのる下しIWGP王座V3

2019年09月01日 13時03分

鈴木みのる(左)を撃破したオカダ・カズチカ(新日本プロレス提供)

【英国・ロンドン8月31日(日本時間1日)発】新日本プロレスのロンドン大会「Royal Quest」が当地のザ・カッパー・ボックスで開催され、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が鈴木みのる(51)の挑戦を退け、3度目の防衛に成功した。

 史上初めて英国で開催されたIWGP決戦で、レインメーカーがカネの雨を降らせた。意地をぶつけ合った両雄は、ロンドンの観衆が試合中に思わずスタンディングオベーションでたたえるほど激しいエルボー合戦を展開。さらにオカダが高い打点のドロップキックを見舞えば、みのるも突き刺すようなドロップキックで応戦する。

 試合が動いたのは30分過ぎだ。みのるのゴッチ式パイルドライバーをこらえて右足をつかんで阻止したオカダは、体勢を入れ替えて後頭部へのドロップキックで反撃。なおも粘る挑戦者はラ・ミスティカの要領でスリーパーホールドを狙ったが、これを空中で捕らえてツームストーンパイルドライバーで突き刺す。そのまま渾身のレインメーカーを決めて王座防衛に成功した。

 詰めかけた6119人の観衆を熱狂させた王者は「今日の新日本は、IWGPヘビー級選手権はどうだった?」と英語でマイクアピールすると、割れんばかりの「オカダ」コールでたたえられた。

 挑戦者としては史上最年長の51歳にしてベルトに肉薄したみのるに対しては「世界で一番あなたのことが嫌いですけど、ロンドンで試合ができてよかったです。サンキュー、鈴木さん」と賛辞を送った。

 G1最終日(8月12日、日本武道館)のタッグ戦で喫した敗北の雪辱に成功したオカダだが、まだ借りを返さなければいけない相手はいる。試合後はG1公式戦で敗れているSANADAが現れて挑戦を表明。王者もこれを受諾し、10月14日の両国大会でのV4戦が浮上した。

 最後は「この俺がIWGPヘビー級チャンピオンでいる限り、ここロンドンにカネの雨が降るぞ!」と盛況のロンドン大会を締めくくった。4月のマジソンスクエア・ガーデン(米国・ニューヨーク)大会に続き、この日も主役の座を譲らなかったオカダが、今後も新日本プロレスを世界に発信し続ける。