【新日本】棚橋 ザックの英国王座奪取後に”一人G1”開催

2019年08月30日 16時30分

棚橋は巻き返しを誓った

 31日(日本時間9月1日)の新日本プロレス英国・ロンドン大会でブリティッシュヘビー級王者ザック・セイバーJr.(32)に挑戦する棚橋弘至(42)が29日、“一人G1クライマックス”の開催を予告した。前年度覇者として臨んだ今夏のG1では、2008年大会以来となる屈辱の負け越し。窮地に陥ったエースに英国王座挑戦のチャンスが舞い込んだが、ベルトを使った今後の再浮上案とは――。

 連覇を狙ったG1では4勝5敗で負け越し。11年ぶりの屈辱に「真摯に受け止めてます。強がっている場合ではない。G1で時計の針が進んでしまったのか…というところはある。みんな僕に引導を渡しにくるので『引導返し』という名前の新技でもつくりたいくらいです」と危機感を募らせた。

 公式戦でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)、G1覇者の飯伏幸太(37)の2人に敗れ、IWGP戦線からも後退。だが、英国王者ザックからの白星がロンドン決戦のチャンスを呼び込んだ。棚橋は「まさに一本垂れた『くもの糸』。砂漠のオアシスみたいなものです。と、考えると超重要じゃないですか。これを逃すと広大な棚橋砂漠が広がってますよ」と必勝を誓う。

「くもの糸」と表現した英国王座を利用し、団体内で再浮上を狙う。G1負け越しを重く受け止める棚橋は「こうなった以上…借金生活なんで“一人G1”を続けていくしかない。昔、新日本ではG1後に『G1クライマックススペシャル』というシリーズがあったのでね。勝ち越すまでやりますよ。これでザックに勝てば“5勝5敗”になりますから、僕の理論では」と強引に言い切った。さらに「(ウィル)オスプレイだったり、引導を返したい相手もいますので」と、英国王座奪取後に防衛戦としてG1の雪辱戦を実現させていく方針だ。

「どういう流れで(来年1月の東京)ドームへ向かうのか。戦績、ビジュアル、話題性、すべてにおいて盛り上げて棚橋の期待感を上げていく」。沈んだまま真夏の祭典は終わらせない。TUBEの名曲ばりに、棚橋が太陽の季節を継続する。